彫刻放浪:足立区南部(4)
- 西新井中央公園 東武バス・西7/鹿浜都市農業公園→第三団地入口 10分・220円
八ツ木のぶ《木精(こだま)の響き》(1993)。第4回足立区野外彫刻コンクール・入賞作品。(財)足立区まちづくり公社による。
戸津侃《樹の精》(1984.11設置)。西新井第三団地入居20周年記念。西新井第三団地自治会による。
- 足立区立中郷公園・西側
中内健《本を読む少女》(1999)。第10回足立区野外彫刻コンクール・入賞作品。(財)足立区まちづくり公社による。
- ギャラクシティ・西側 ここで時間切れ。区役所周辺やベルモンド公園なども訪ねる予定だったが、これはまたの機会として、大師前駅から西新井駅まで歩いて、最後にギャラクシティと西新井駅前に彫刻を探ることにした。
真海徳太朗《ときめき未来》(1994)
- 西新井駅東口
奥野誠《生成IV》(1994)。第5回足立区野外彫刻コンクール・入賞作品。(財)足立区まちづくり公社による。
彫刻放浪:足立区南部(3)
- 足立区立扇いちょう公園
山脇正邦《芽生え》(1992)。第3回足立区野外彫刻コンクール・入賞作品。(財)足立区まちづくり公社による。
- 江北橋東詰
《水》(1994.3)。作者は不詳。江北橋東詰南側に設置。正確には「水」はタイトルではなく、「水」をテーマにしたモニュメントの意。
《流れ》(1994.3)。作者は不詳。江北橋東詰北側に設置。正確には「流れ」はタイトルではなく、「流れ」をテーマにしたモニュメントの意。
- 足立区立北宮城町公園
佐藤正人《吹きぬける風》(2000)。第11回足立区野外彫刻コンクール・入賞作品。(財)足立区まちづくり公社による。
- 足立区立扇彫刻のある公園
家永隆《Stream-Side》(1989.5)。
大隅秀雄《LOCUS IN THE SKY '89(風の軌跡)》
真海朗《けい》
江北駅東口南側付近、高野胡録神社の鳥居と巻き付いていた作り物。エビ?
- 足立区立江北平成公園
嶋崎達哉《晴嵐》(1994)。第5回足立区野外彫刻コンクール・入賞作品。(財)足立区まちづくり公社による。
江北平成公園の藤棚
- 足立区立足立堀之内公園・南側遊具のある方
松本憲宜《環》(2002)。第12回足立区野外彫刻コンクール・足立彫刻のまち大賞作品。(財)足立区まちづくり公社による。
- 江北公園・北側街路出入口付近
大道寺光弘《FRIENDS》(1993)。第4回足立区野外彫刻コンクール・入賞作品。(財)足立区まちづくり公社による。
江北公園のベンチ
- 都市農業公園
鈴木法明《お兄ちゃんと一緒》(2004)。第13回足立区野外彫刻コンクール・足立彫刻のまち大賞作品。(財)足立区まちづくり公社による。
真海徳太朗《みのり》(1964秋)。江北西部土地区画整理組合の寄贈。
彫刻放浪:足立区南部(2)
- 関原の森・愛恵まちづくり記念館
大塚則子《空へ》(1994)。第5回足立区野外彫刻コンクール・入賞作品。(財)足立区まちづくり公社による。記念館の前に設置。
- 本木2丁目ことり児童遊園
山本明良《少年時代》(1995)。第6回足立区野外彫刻コンクール・入賞作品。(財)足立区まちづくり公社による。
- 本木2丁目プチテラス
《ひとりだち》。作者などは不詳。
- 興本区民事務所/住区センター・自転車置き場
中村茂幸《CHIKYU》(1989)。第1回足立区野外彫刻コンクール・入賞作品。(財)足立区まちづくり公社による。
- 興本地域学習センター 市村作品の他、写真はないが、エントランスロビーにも《集(つどい)》という女性像が設置されていた。左欣司の作。
市村緑郎《(流れる)雲》(1989)。第1回足立区野外彫刻コンクール・入賞作品。(財)足立区まちづくり公社による。
彫刻放浪:足立区南部(1)
- 今日は久しぶりに足立区の野外彫刻を探りに行くことにした。当初のプランでは、京成線で堀切菖蒲園駅まで移動、ここから、歩いて小菅東スポーツ公園(ただし、葛飾区)の戸津侃作品などを観覧し、日吉児童公園へ向かうつもりでいたのだが、小菅東スポーツ公園が改修工事でしばらく立ち入れないとのことを知り、予定を変え、綾瀬駅を起点に彫刻を探って回ることにした次第。で、今回は、京葉線・武蔵野線・常磐線各駅停車を乗り継いで、綾瀬駅まで。約1時間、ICカード利用だと、どういうわけか、けっこう安く行けた。昼食が食べられるか、どうかわからないので、駅前で、例によって最初にいささか早い昼食を食らったのであった。
- 綾瀬駅周辺
《仲よしの像》(1982.3設置)。作者などは不詳。綾瀬駅西口付近、齋藤ビルの前。コミュニティ道路完成記念に足立区が設置した。再訪。
- 足立区勤労福祉会館(綾瀬プルミエ)
平山隆也《「家族」門出の門》(1992)。第3回足立区野外彫刻コンクール・入賞作品。(財)足立区まちづくり公社による。再訪。
- 足立区日吉児童公園
五反野親水緑道の南側出入口付近。日吉児童公園に向かう途中で見かけた。
宮澤清日子《夢》(1997)。第8回足立区野外彫刻コンクール・入賞作品。(財)足立区まちづくり公社による。検索:宮沢清日子
- 足立3丁目プチテラス
荒木実《りんごの詩》(1995)。第6回足立区野外彫刻コンクール・入賞作品。(財)足立区まちづくり公社による。
- 足立2丁目プチテラス
中農美枝子《犬の夢》(1997)。第8回足立区野外彫刻コンクール・入賞作品。(財)足立区まちづくり公社による。
- 梅田3丁目プチテラス
石原健一郎《恋人達のシーン》(1999)。第10回足立区野外彫刻コンクール・入賞作品。(財)足立区まちづくり公社による。
浜町→茅場町 彫刻放浪:門前仲町→浜町→茅場町(2)
- 明治座周辺 ここからは中央区編。新大橋を渡り、まず浜町公園に行くが、ちょうど昼休みで、公園はおおくの人でごったがえしていた。お目当ての御正進作品にも台座に人が座っていたりで、今回は写真が撮れなかったので、また改めて訪ねたいと思う。で、明治座周辺から。
新大橋。柱のところに、旧・新大橋の浮世絵や錦絵を彫ったレリーフと、新大橋の歴史を記した説明板があった。
小便小僧。片手を上げているところが憎たらしい笑 明治座の南、浜町公園交差点の東側、浜町公園の出入口に設置。
勧進帳・弁慶像。作者などは不詳。浜町緑道公園に設置。
- トルナーレ日本橋浜町周辺
安田侃《翔生》(2005.12.12設置)。再訪。トルナーレ日本橋浜町の北西角。この他にも、1Fのエントランスロビーに彫刻あり(関係者以外立入禁止で、外からちらりと観たのみ。イルカ(元)長官の作品か?)。
深井隆《風と物語》(2005)。Fタワープラザ前に設置
- 中央区立蛎殻町公園周辺
《メリーの子羊》(1993)。作者は不詳。中央区立有馬小学校前に設置。再訪。中央区の各小学校前には、わりと彫刻が設置されているようだ。ただ、実物を訪ねる前に、廃校やら何やらで、取り壊されていたりして、観られないこともままあり、ちょっと残念なのである。
佐藤忠良《少年の像》(1981/1988.3設置)。中央区公園課による。有馬小学校の裏手、蛎殻町公園に設置。再訪。
流政之《江戸こまた》(1992)。蛎殻町公園と通りを挟んで反対側にあるロイヤルパークホテルの裏手に設置。再訪。
吉田松陰像《松陰先生》(1938.3除幕/2011.3現在地に移設)。像の制作は竹山蘭山。箱崎町公園に設置。なんでも、昭和12年(1937)、吉田松陰を尊敬していた小学校6年生の少女が病没する際の遺言により、その母校の旧東京市箱崎尋常小学校に建立されたものだとか。箱崎尋常小学校は、昭和19年(1944)に集団疎開で児童がいなくなったため、廃校になったが、松陰像はそのまま残された。その後、平成22年(2010)年度に箱崎公園改修工事に合わせ、現在地に移設された(以上、傍らの説明板による)。台座にも由来などが記されているようだが、破損が激しく、読めなかった。
下田治《変動体"o"》(1992)。ヤマタネ箱崎ビル(中央区日本橋箱崎町8-1)前に設置。
- 東京証券取引所周辺
3人の裸婦像。《和》というタイトルらしいが、植え込みに立ち入れなかったので、台座周りなど確認できなかった。大和茅場町ビル前に設置。
志水晴児《溢れる森の泉》(1988)。東京証券取引所の北側に設置。府中市役所の《FROZEN FALL》は石の置物化していたが、こちらはまだ水が溢れていた。なお、写真は撮っていないが、1Fエントランスロビーに桑原巨守《讃太陽》が設置されていた。
- 日本橋郵便局 日本橋郵便局のあたりは、明治4年3月1日(1871年4月1日)、わが国に新式郵便制度が発足した時、駅逓司と東京の郵便役所が置かれたところだそうで、「郵便発祥の地」ということになっている。そんなわけで、日本近代郵便の父、前島密の胸像などが設置されていた。
「郵便は世界を結ぶ」ポスト。郵便創業100年記念として、1971年に設置されたようだ。上部の彫刻の作者は不詳。北側出入口付近に設置。
前島密胸像《前島密先生》。日本橋会、前島会、日本橋郵便局協力会が、郵便創業90周年を記念して、1962年4月20日に建立。胸像の背面に、「前島男爵ノ命ニ依リ」密翁之像ヲ補綴改鑄ス」昭和十二年三月」會田富康」とあった。南側の通用口付近に設置。
- 茅場町一丁目平和ビル 日本橋郵便局で今日は終わり、ということで、永代通りをぶらぶらと茅場町方面に歩いていると、ビルの陰になにやら見覚えのある像があるではないか、と近づいたら、北村西望の《花吹雪》だった。西望作品はどこにでもあるとはいえ、思わぬところで再会できたのはうれしいものである。
門前仲町→森下 彫刻放浪:門前仲町→浜町→茅場町(1)
- 今日は、門前仲町から森下、浜町あたりを回って、茅場町周辺の彫刻を探るつもり。ということで、最寄りより京葉線、武蔵野線・東西線を乗り継いで、門前仲町まで。10:20頃、到着。駅周辺で、遅い朝食、というか早い昼食というか、をとりあえず食らってから、さて回るゾと。
- 門前仲町駅
石井厚生《時》(1985)。門前仲町駅3番出入口前に設置。タイトル板には次のようにあった。
時
私は歩く。ずーっと向こうまで歩く。
しっかりした呼吸と、はっきりみる眼をもって、
私は歩く。新しい世界がそこに生れる。
1985年作 石井厚生
- 採荼庵跡
採荼庵跡の松尾芭蕉像。制作は髙山憲男(像背面のサイン)。採荼庵は、芭蕉十哲の一人で、芭蕉のパトロンでもあった杉山杉風の庵室。芭蕉は「奥の細道」の旅の直前、ここに住した。採荼庵跡は仙台堀川にかかる海辺橋の南西側(江東区深川1-9)。検索:高山憲男
「曲亭馬琴誕生の地」碑。積み上がっている本は、曲亭馬琴の代表作、読本『南総里見八犬伝』。深川ふれあいセンター前に設置。
- 西深川橋周辺
《希望にもえてあかるくたくましく》(1965.4設置)。台座にサインらしきものあり(解読中!)。個人の寄贈。ひょっとしてラジオ体操の像かな? 隣にあるのは「明治百年」記念碑、というか、元なにかの台座だったみたいだ(写真4枚目)。こちらは1968年11月の設置で、白河学区連合町会の寄贈。西深川橋のすぐ南、白河一丁目公園に設置。
西深川橋。かわいらしい鉄橋。
陶板画と2尾の魚の像。作者などは不詳。西深川橋の南詰東側に設置。
シーラカンスの像(グーグル「彫刻」※では、《幸福の魚 GOMBESSA》とある)。作者などは不詳。なお、台座に「1990年3月」橋梁景観整備工事(その2)」施工 千代田建設興業株式会社」とあった。※グーグル「彫刻」は、グーグルで「彫刻」という言葉キーワードに検索すると出るマップのことを仮称した。ソースはよくわからないが、タイトル板などがない(または失われた)作品にもタイトルなどが出ることがある。追記(2021.5.12):東京新聞(2021.2.25)「街角のアート楽しんで」によると、松本哲也作で、タイトルは《GOMBESSA》とのこと。
小名木川が隅田川に合流するあたりにかかる万年橋。すぐ近くの芭蕉庵史跡展望庭園にある芭蕉像を観に行ったのだが、芭蕉記念館分館が月曜休館のため、近くで観るとこができなかった。次回を期す。
- 新大橋三丁目児童遊園
タイトル不詳の青木三四郎作品(1991)
- 千歳公園 ここだけ墨田区。
小堤良一《ダンス・ダンス》(平成5年〈1993〉度)。墨田区による「まちかどアート」。公園の北西角に設置。