かけらを集める(仮)。

日記/旅行記+メモ帳+備忘録、みたいなものです。

2006-01-01から1ヶ月間の記事一覧

 「私と20世紀のクロニクル」

来週14日から読売新聞の土曜朝刊にドナルド・キーンの自伝的長編小説「私と20世紀のクロニクル」(訳:角地幸男)の連載が始まります.その題字と挿絵を担当するのが山口晃なんですね. ということで,今日の読売新聞朝刊には紹介をかねた山口晃(まあ,ドナ…

 常設展示・印象派と20世紀の美術  (ブリヂストン美術館)

東京駅に到着したら,まだ時間に余裕があったので,ブリヂストン美術館に立ち寄ることにしました.展示はブリヂストン美術館所蔵作品を中心としたもので,タイトルのように印象派と20世紀の絵画を中心に,この他,近現代の彫刻やエジプトやギリシアなどの古…

 ホルスト・ヤンセン展 北斎へのまなざし  (八王子市夢美術館)

ドイツの画家・版画家,ホルスト・ヤンセンHorst Janssen(1929〜1995)の回顧展です.初期の鉛筆画や木版画も含め,銅版画を中心とする150点近くの作品が出ていました.全体を「版画家への道」「画狂人ホルスト・ヤンセン」「北斎へのまなざし」という3章に…

 フランシスコ・ゴヤ版画展 『きまぐれ』『戦争の惨禍』  (神奈川近代美術館 鎌倉別館)

スペインの画家,フランシスコ・ゴヤ(1746〜1828)の2つの版画集『きまぐれ』(1797年着手.1799年初版)と『戦争の惨禍』(1810年着手.1815年頃完成.1863年初版)の全点展示です(いずれも神奈川県立近代美術館の所蔵).鎌倉館の『昭和の名作展』のチケ…

 昭和の名作展 1930年代から1950年代まで  (神奈川県立近代美術館 鎌倉)

神奈川県立近代美術館の所蔵する昭和前期に描かれた絵画を中心とする展覧会です.全体的にはちょっととりとめのない感じでしたが,松本竣介など何人かの作家は数作の作品が展示してありました. 展示作の中では,佐伯祐三のランニング・シャツ姿の《自画像》…

 肉筆浮世絵の美 氏家浮世絵コレクション [前期]  (鎌倉国宝館)

鎌倉国宝館内にある(財)氏家浮世絵コレクション所蔵の肉筆浮世絵を中心とする展覧会です.会期を前期・後期に分け,約60件の所蔵品がほぼ全点展示されます(下記サイトに展示目録あり). 懐月堂安度らをはじめとする初期から後期の北斎に至るまでの肉筆浮…

耐久レース

えっと,ルートは,自宅→東京→鎌倉→横浜→八王子→東京→自宅でした.横浜線に乗っているとき,途中の町田で下車しようと思ったのですが,眠くって眠くって,結局終点の八王子まで行ってしまいました.青春18きっぷの残券にぐるっとパス2005利用だったりします…

 花鳥風月 屏風絵の世界  (静岡県立美術館)

静岡県立美術館に所蔵,あるいは寄託されている屏風を中心とした展覧会です.正月らしく「一 吉祥の間」に始まり「二 富士の間」「三 花鳥の間−艶」「四 花鳥の間−粋」「五 物語・風景の間」という章立てで22件の屏風その他が展示してありました. 長澤蘆雪…

 館蔵浮世絵展  (MOA美術館)

今回MOA美術館に来たのは,企画展『館蔵 浮世絵展』(展示室6〜8)に出展の《湯女図》と伝雲谷等顔《花見鷹狩図屏風》がお目当てでした.両作とも美術全集の図版でしか見たことがなかったもので,ちょうどいい機会と出かけたわけです. 《湯女図》は6人の湯…