かけらを集める(仮)。

日記/旅行記+メモ帳+備忘録、みたいなものです。

 もの派−再考 (国立国際美術館)

高松次郎とトリックス・アンド・ヴィジョン」「《位相−大地》と東京ビエンナーレ 「もの派」の形成」「「もの派」から「絵画・彫刻」へ」の3章で構成された「もの派」とその前後の動向を再考する展覧会.

作家リスト ※五十音順
飯田昭二 
狗巻賢二 1943〜.大阪生.
榎倉康二 1942〜1995.東京生.
小倉一誠
小清水漸 1944〜.愛媛県生.
菅木志雄 1944〜.岩手県生.
鈴木慶則
関根伸夫 1942〜.埼玉県生. 
高松次郎 1936〜1998.東京生.
高山登 1944〜.東京生.
成田克彦 1944〜1992.旧朝鮮府釜山生.
丹羽勝次 
野村仁 1945〜.兵庫県生.
原口典之 1946〜.神奈川県生.
前田守一
吉田克朗 1943〜1999.埼玉県生.
李禹煥 1936〜.大韓民国慶尚南道咸安郡生.

ところで,この展覧会でも関根伸夫《位相−大地》(1968)の比重が大きかったのですが,展示は制作風景のスライドでした(おもしろかったけど).どこかの展覧会で再制作とかってしないものでしょうか.
【メモ】主催:国立国際美術館 http://www.nmao.go.jp/ 会期:2005.10/25〜12/18 カタログ巻頭論文:中井康之国立国際美術館),峯村敏明(多摩美術大学教授)※この2人が展覧会の企画者か?
参考:鎌倉画廊 http://www.kamakura-g.com/new_index/home.htm >mono-ha 峯村敏明「『モノ派』とは何であったか」
関連する展覧会:埼玉県立近代美術館 http://www.momas.jp/ 「アーティスト・プロジェクト−関根伸夫《位相−大地》が生まれるまで」(常設展) 2005.11/2〜 2006.1/29
2005.12/4放送のNHK新日曜美術館」の李禹煥特集で,11/8に行われた李禹煥による《関係項》(石,ガラス)の公開制作の様子が放送されました.



B2では『瑛久 フォト・デッサン展』『コレクション3』(コレクション展)を観覧.
『コレクション3』の一室では,もの派の美術家たちによるその後の作品も展示してありました.李禹煥高山登,吉田克朗,小清水漸,榎倉康二,高松次郎,狗巻賢二の作品です.