アトリエの末裔 あるいは未来 （上野桜木/旧平櫛田中邸）

東京藝術大学美術学部彫刻科木彫研究室によるグループ展です（出品作家は教授からM1の学生さんまで）．会場は上野桜木に残る彫刻家の平櫛田中の旧アトリエ/旧居で，建物そこここに作品が展示してありました．展示の仕方や展示場所などに工夫があり，作家たちと会場のコラボーレションといった印象の展覧会でした．ちなみに，この会場で時々現代美術の展示が開かれていることは知っていたのですが，実際に会場に足をはこんだのは今回がはじめてでした．『スキノデリック』展会場で，ちらしを見つけて，立ち寄ってみたのですが，なかなかおもしろかったですね．

出品作家：
深井隆　《逃れ行く思念−時と物語−》
棚田康司　《月幼児》
清水淳　　《CHILL OUT》
小俣英彦　　《塊魂》他1点
高見直宏　　《A DAY IN THE NEXT LIFE》
たなか けいすけ　　《Mt.》
大竹利絵子　　《へび》
大野匠　　《立つ》
木村有貴子　　《環状動物》
ビル・ウォルフBill Wolff　　《Politick》
一井弘和　　《月》
奥西希生　　《金魚七》
灰原愛　　《甘い記憶》
平原なつこ　　《ruah》
藤川真由子　　《She is ...》
牧田草平　　《黒い猫》《白い猫》
柿原岳史　　《踊る男−ンゴンバ》
田村崇　　《3年遅れの約束》

主催：東京藝術大学美術学部彫刻科木彫研究室

【メモ】会場：旧平櫛田中邸（〒110-0002　台東区上野桜木2-20-3）　　開催日：2006.1/6（金）・7（土）・8（日）・9（月・祝）・14（土）・15（日）・21（土）・22（日）　　開館時間：10:00〜16:30　　無料