日本の神々と祭り −神社とは何か?− (国立歴史民俗博物館)
出雲大社,伊勢神宮,厳島神社,八坂神社の4社を,さまざまな視点から論じた展覧会です.歴博で長年やってきたプロジェクトの研究発表といった感じでしょうか.
最後のパートで,祇園祭で各山鉾が出す「ちまき」がずらっと並んでいて,これがなかなかよかったです.
【メモ】国立歴史民俗博物館 2006.3/21〜5/7
常設展示は,今回は第2展示室だけ見てきました.お目当ては《南蛮人来朝図屏風》(展示は右隻のみ).胡粉を飛ばした波の表現がおもしろい.キャピタンモール一行とそれを出迎えるイエズス会士らは例のごとし,ですが,左下方の橋上にいる若衆たちと橋の右側の女たちの一行の「出会い」を暗示させるシーンがいい感じ.それから,同室の鉄砲のコーナーに引きつけられちゃいました.一挺,ほしいっす(←危ない!)
今日の写真は,歴博の入口近くにある「古園石仏大日如来像(複製)」.オリジナルは大分県臼杵市深田所在で,古園石仏13躯のうちの一つだそうです.