かけらを集める(仮)。

日記/旅行記+メモ帳+備忘録、みたいなものです。

 ロダンとカリエール  (国立西洋美術館)

とりあえず二人並べると新鮮!ということらしいです.
カリエールの錆び絵のような色合いの画面がいい感じ.自画像を数点並べているところがありましたが,後のものほど,輪郭がだんだんと融解し,消えていくのが素敵!?
ロダンは大理石の作品がよかったです.それから常設展と併せて見れば,ロダンの代表作はカバーできたのでは(バルザック像がなかったか!?).《フギット・アモール》は企画展で2点,常設展で1点の計3ヴァージョンを見られたのが,うれしかったです.
※習作最終バージョンですが,《バルザック》ありました.[2006.6/22追記]
【メモ】国立西洋美術館 2006.3/7〜6/4 キュレーター:大屋美那
この他に『芸術家とアトリエ』展(2006.3/7〜6/4).こちらはフランスの19世紀の銅版画によるカリカチュアやルポタージュで「画家とアトリエ」像が紹介されていました.
それから常設展の「いろいろメガネ」の老若それぞれの真摯なコメントを拝読し,あまりおちゃらけてばかりではいけませぬと,反省しきり.いや,ほんとです.