かけらを集める(仮)。

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 和歌山県立近代美術館所蔵名品展 大正期の異色画家たち  (練馬区立美術館) 

和歌山県立近代美術館所蔵作品から主に大正期の異色作品をセレクトした展覧会.確か今日が最終日だったと思いつき,立ち寄ってみました.画壇のメインストリームからするとちょっと変わった味わいのある作品−中には「ちょっと」ではなく,「かなり」もありました−が多く出ていました.展示は「日本画」「版画」「洋画」「彫刻」などに分けて展示.
強く印象に残ったのは,「日本画」に展示の野長瀬晩花と秦テルヲ.とくに野長瀬作品は作品ごとに「変」度の観点が異なり,興味深い.強く印象に残りました.
「版画」の部の『月映』の作家たちの作品もおもしろかったです.特に表現主義の勝った田中恭吉の諸作が圧巻.また,1点だけでていた橋口五葉の《化粧の女》も好きな作品でした.
【メモ】練馬区立美術館 2006.4/22〜6/4