かけらを集める(仮)。

日記/旅行記+メモ帳+備忘録、みたいなものです。

 旅先の口福「和菓子で楽しむ道中日記」展  (赤坂/虎屋ギャラリー)

江戸時代から明治時代初にかけての文献,絵画などの資料から旅先で出会う名物の和菓子をクローズアップする展覧会.さまざまな人の道中日記によって「旅先の口福」を楽しむところがポイント.旅する人は,ケンペル,松平宣維,土御門泰邦,太田南畝,滝沢馬琴,三代目中村仲蔵,黒川光正...中でも,武蔵国多摩郡喜多見村のお百姓,国三郎さん(24歳)の伊勢参宮の道中日記からの紹介が詳細.彼,甘党だったらしく,3ヶ月の旅のあいだ,156回も菓子類を食べています.う〜ん,うらやましい.私も甘党なもんで.お菓子の復元模型(?)があったり,おみくじコーナーがあったりして楽しい展示でした.また,受付で展示の内容をまとめた小冊子をいただきました(無料).
【メモ】虎屋文庫 2006.5/17〜6/16 無料