ロビン・ロード 展 (資生堂ギャラリー)
ロビン・ロード Robin Rhode (1976〜)の日本で初めての個展.今回出ていたのは,映像作品(ストップ・モーション・アニメ)が3点,写真作品が2点,それと会場で制作した新作(グラフィティと制作風景を撮したビデオ)で,いずれもグラフィティと写真や映像を組み合わせたもの.
印象に残ったのは,写真作品(組写真).その一つの《Untitled, YoYo》(2005)は壁にチョークで描いたヨーヨーの軌跡とそのヨーヨーをあたかもプレイしているがごとき男の姿を連続したシークエンスとして構成したもので,そのパンキッシュなスピード感がかっこよかったです.
ロビン・ロードはケープタウン生まれで,現在はベルリンを拠点に活動しているアーティスト.昨年の横浜トリエンナーレ2005に作品を出品していましたね.