かけらを集める(仮)。

日記/旅行記+メモ帳+備忘録、みたいなものです。

「寺田克也 ココ10年」他(京都国際マンガミュージム)

狭い展示室にぎゅっと押し込まれた襖絵の数々に目を奪われる。先に図録を入手して観ていたのだが、しゃがんで観る、のぞき込んで観るといった身体感覚とともに味合う大画面画のおもしろさ。広い空間に整然と配置されていたらどうだろう? (あまりぎゅーぎゅー詰めだったので)もっとゆったりと観たいな、とも思わなくはないが、逆に狭い空間にあふれんばかりに並べられた作品の数々の「過剰さ」の面白さは捨てがたいものだなと。昨年の大友克洋展でも感じた、ある種の「展覧会」への挑戦、という印象も。
襖仕立ての大画面の他にも、原稿や壁画なども。
観覧後、1Fの広い空間で、『寺田克也全部』など関連図書を眺めていたら、修学旅行中の女子中学生たちにじろじろ観られた。ちょうどHな頁を開いていたところだった。