かけらを集める(仮)。

日記/旅行記+メモ帳+備忘録、みたいなものです。

「NOISE MAY-DAY2013」(ベアーズ)

01.蒸発都市
02.MANDOG
03.SOLMANIA
04.JOJO広重+CROSSBRED
05.MASONNA

蒸発都市は初めて。若い好青年がギターを抱えて登場、演奏を開始するや、別人格が現れ、暴れ回る(これを、大阪ノイズ音楽家悪役プロレスラー説という[?])。主に丸い缶の側面で弦をこすって音を出す。ステージだけでは場所が狭く、客席にまで突入。大暴れ。演奏が終わると、好青年に戻っていた。
MANDOG、久しぶりに聴く。唯一無二のスぺーシーぶり。どこまでも飛んでいくよう。
SOLMANIA、これまた唯一無二のパフォーマンス。ベアーズのそれほど広くない空間に、遠慮容赦なく、轟音で、深く鋭利に彫り込みを入れていく。この日、いちばん耳に痛みの来る響きと轟き。大野雅彦が先に演奏を終わり退場、菅原克己がゆっくりと響きを収め、演奏を終了させるのは、ここ数回観ているとおり。
JOJO広重+CROSSBRED、途中、四つ打ちのリズムが鳴り始めてからのトランス感で、快楽指数がピークに。トランスノイズの最高峰でした。最後の、リズムがさっと消え、3人のノイズが絡み合ったまま、徐々に消失していくところの危うい美しさが素晴らしかった。デレク・ベイリーのギターは何とでも共演できる、みたいなことがよく言われるけど、JOJO広重のギターも何とでも共演できると改めて思う。
MASONNA、1分ほど。ここだけ、うしろの方にいたので、全然見えなかった。回りの観客、みんなにこにこしていたなと。