ジムO 六デイズ:その三 Jim O'Rourke (スーパーデラックス)
Happy Bad Timing Days
1st Set 「Bad Timing」 約80分
2nd Set 「Happy Days」
「Happy Bad Timing Days」というサブタイトル、そして、当初の1セットとの予告などから、ひょっとしたら、Happy Daysを解体、Bad Timingの楽曲群と融合・再構築か、などと予想してもいたのだが、結局のところ、Bad TimingのセットとHappy Daysのセットの2セットによる公演となった。(ひょっとしたら、ぎりぎりまで試行錯誤した末の時間切れの2セットかな?とも思うのだが・・・。いや、昨日一昨日よりも遅くまでリハしていたので、そう思った次第。)
それはともかく、両セットとも、JOの尋常ならざる集中力とその持続で、素晴らしい演奏となった。ほんとに素晴らしかった。
「Bad Timing」
演奏:Jim O'Rourke[ag, eg] 石橋英子[key] 須藤俊明[b, acc] 山本達久[dr]
須藤 山本
石橋 Jim
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[客席]
JOのやや長めアコギ(といっても、ピックアップがついたタイプで、ディレイなどのいつものエフェクタを通して、音を出していた)ソロで始まり、じっくりと聞かせた後、他のメンバーが演奏に加わるという流れ。
1stセットの最後の曲の最後の部分で、アコギをブルーのSG(トレモロアーム付)に持ち替え、弾きまくって、終了。約80分ほどの、長めのセットだったが、途中、演奏の集中度が決して落ちることなく、素晴らしい演奏だった。
「Happy Days」
JOはアコギを演奏。ハーディガーディのパートは録音による。こちらも鬼気迫るような凝縮度の高い演奏。途中、ハーディガーディによるドローン変奏の部分の音量が大きくなり、ほとんどアコギの音が聞き取れなくなった部分も、そのままJOは集中を維持して、ミニマルな音の反復を奏している。最後の最後に弦が切れるというトラブルがあったが、ほとんど影響なかった。約40分。
「Happy Days」
JOの独演。JOはアコギを演奏。ハーディガーディのパートは録音を使用。