かけらを集める(仮)。

日記/旅行記+メモ帳+備忘録、みたいなものです。

防府→山口

羽田空港山口宇部空港/草江→新山口防府→毛利庭園・毛利博物館→周防国分寺/金堂→防府天満宮/歴史館→防府新山口湯田温泉→ホテル→YCAM

羽田空港まではリムジンバスを利用。ほぼ時間通りに到着。
空港から宇部線草江駅まで徒歩。10分弱。駅は無人駅で、周囲には人家の他ほとんどなにもない。草江から新山口まで。1両編成のワンマンカー。無人駅で乗車の場合、車両後方で乗車して整理券をとり、無人駅で降車の際は、車両前方の運転手がいる降車口で整理券とともに運賃を支払うシステム。ただし、原則的にということで、あまり厳密ではない。この日も、ジャージ姿の高校生で車両が混雑し、整理券をとれなかったが、運転手に訊いたところ、自己申告でOKとのことだった。新山口山陽線に乗り換え、防府で下車。防府の出口で、草江で乗車した旨を申告して、料金を支払って、改札口を出た。行き飛行機と宇部線で、フランス人(ひょっとしたらベルギー人)男女数人のグループといっしょになったが、このグループとは、YCAMや帰りの飛行機でもいっしょになった。
防府駅前の観光案内所で、観光mapをもらい、目に付いたので、「知っちょるCa」という共通超割拝観券というのを1200円で購入。このチケットで、防府天満宮(お茶室か歴史館)、周防国分寺金堂、毛利庭園、東大寺別院阿弥陀寺宝物館の拝観ができるというもの。あまりよく見ずに購入してしまったのは失敗。阿弥陀寺はやや遠いので、この日は拝観せず、また、毛利博物館には別途チケットが必要だった。
各拝観料は、防府天満宮:500円 周防国分寺:500円 毛利庭園:400円 毛利博物館:700円 毛利庭園+毛利博物館:1000円 だったので、100円ほどは安くなったのだが。また、今回は歩いて回ったが、観光案内所には貸し自転車があり、これを利用した方がよかったかもしれない。
シーズンオフということもあり、各所とも閑散としていた。
毛利庭園・毛利博物館(駅から徒歩30分弱) 毛利庭園は明治初期の池泉回遊式の庭園。芝地があり、そこで1組の親子連れが遊んでいたのが印象的だった。毛利邸も明治期の建物で、建物の2階からの庭園の眺めがなかなかよかった。博物館もこじんまりとしたもので、秋の国宝展に出される雪舟の絵巻が並ぶところなどちょっと想像がつかなかった。
周防国分寺金堂(毛利庭園から徒歩10分)
防府天満宮・歴史館 防府天満宮文化財を展示するための小規模な施設。シーズンオフのためか、天満宮のお守りを頒布するコーナーの巫女さんに言って、開場してもらった。松崎天神縁起絵巻の鎌倉本と室町本の一部が展示、特に鎌倉本が観られたことはちょっとラッキーだった。
駅にもどる途中で、ファストフード店で食事。べつにけちっているわけではないが、食堂などがあまりなく、困った。アーケードのある商店街も通ってみたのだが、ここもシャッターの降りている店が多かった。駅に隣接してイオンがあり、また、別のところに、同じようなショッピングセンターもあった。人々はこちらに行っているのだろうか。
防府から山口・湯田温泉方面に行くバスもあるが、時間・料金の関係から、当初の予定どおり電車利用で、今日の宿泊地である湯田温泉に向かう。
湯田温泉駅から歩いて宿泊するホテルまで。ホテルは対応も気持ちよく、シングルユースのツインに入れたこともあって快適。早速屋上の露天風呂につかるなど、18:00頃まで休憩。
YCAMまで歩く。道筋の店舗などだいぶ変わっている。新しくコンビニが出来ていたり、なんどか食事をしたラーメン屋がなくなっていたりする。