かけらを集める(仮)。

日記/旅行記+メモ帳+備忘録、みたいなものです。

Phew、セノオGEE+灰野敬二(SOUP)

01.Phew[vo, electronics] 約50分
02.セノオGEE[lap, tt, electronics他]+灰野敬二[vo, g, electronics他]
※「密なる音のゆくえ 〜セノオGEEアナログ発売記念ライヴ〜」として

01.Phew アナログ機材を中心とした「冥界」音楽。厳密に「設計」された太い電子音やリズムが交錯する中、幽かな声が行き交う。最後の部分で焦点が結び、少しアップテンポの「子どものように」を演奏される。
02.セノオGEE+灰野敬二 セノオGEEの演奏/音楽は初めて聴いた。ラップや声のパート、たとえば遠藤ミチロウを連想したりもした。イントネーションと言葉から感じられるきまじめな切実さというか。ややばらけかけた部分もあったが、集中力は落ちず、不屈の、タフさがにじみ出てくる演奏に感銘を受けた。
だが、SOUPは、音はいいのだけど、観客に対するホスピタリティがなきに等しいので、長時間聴き続けるのがしんどい。