かけらを集める(仮)。

日記/旅行記+メモ帳+備忘録、みたいなものです。

萩・津和野

相変わらずの寝不足状態のまま、ホテルの朝食バイキングを腹一杯食らってしまい、いささか不調。8:00過ぎにチェックアウト。ホテルのすぐ近くの湯田温泉の観光バス乗り場へ。
この観光バスは、「おいでませ山口号」といい、2コースあるのだが、今回乗るのは、萩・津和野コース。価格は4000円なのだが、路線バスで萩・津和野を回ることを考えると、かなり格安。しかも、帰りは山口宇部空港まで乗せていってくれる(湯田温泉から空港まで、バスだと1500円ほどかかる)。もちろん観光バスだから、時間的制約があり、それが難なのだが、行ったことのない萩なり、津和野なりの入門、土地勘をつかむのにはなかなかいいのではないか。また、バスガイドさんがついて、いろいろと説明してくれるのだが、今回のガイドさん、よく勉強していて、とても興味深い話もいろいろ聞けて、素晴らしかった(でも、来年の大河ドラマ関係がちょっと多すぎ)。
この日は、まる1日、雨が降ったり、止んだりのあまりいい天気ではなかったのだが、まあまあ、大過なく観光を楽しんだ。

  • 萩市内の景観 看板の高さの制限や色の制限、ユニクロやイオン系スーパーが軒並み小豆色の和風でシックな看板になっていたことなど。自販機も小豆色のものが多数。
  • 松陰神社 松陰の実家はなかなか大きかったが、隣接の松下村塾が思いの外小さかったことなど。
  • 萩城下町散策 日本の道100選に選ばれた「菊屋横丁」、高杉晋作誕生地、円政寺、木戸孝允旧宅など。
  • 萩焼窯元と昼食 あまりお腹が空いていなかったのだが、カツカレーなぞをくらい、さらに胃が重い。ただ、カツは揚げたて、カレーは家カレーで、なかなかよろしかった。食後、萩城趾の入口まで行ってみるが、大雨になり、引き返す。
  • 萩の旧家では、夏みかんを植え、家計の足しにしていたとのこと。明治初年、3本あれば、子供を上級学校に通わせることができたとのこと。旧城下町の旧家もなるほど夏みかんが植えられている。ただし、現在は観光用に収穫せず実のなっているところを見せるようにしているとのこと。
  • 山口のガードレールは夏みかん色(国管理の国道などは違うが)。夏みかんの花が県花

津和野へ移動。途中、大雨でどうなることかと思ったが、津和野についたら晴れ間が見えた。また、降るんだけど。

  • 太皷谷稲成神社 稲荷ではなく、稲成、この用字のおいなりさんが日本中に20社くらいあるとのこと。
  • 津和野市街 町のガイドの概要説明を聞いて、殿町のデブ鯉を観察したり、本町などを散策しているうちに時間になり、雨も降ってきたので切り上げる。本当は、鴎外関係の旧跡・資料館を見たかったが、やや離れているし、時間もないのでかなわなかった。ただ、いつものようにふらっと裏町に入り込んでみた。

ここで、15:00過ぎ。観光はこれで終了。帰路につくが、道筋でバスガイドさんの案内あり。湯田温泉新山口山口宇部空港。17:15頃、到着。降りるときに、ガイドさんに案内の内容がおもしろかったと言ったら、たいそうよろこんでくれた。