かけらを集める(仮)。

日記/旅行記+メモ帳+備忘録、みたいなものです。

別府・第2日

7:00前に起床し、身支度を調えてから、ホテルの朝食を食らう。おにぎり2個、味噌汁、つけもの、ポテトサラダの小鉢という簡単なものだが、雑味がなく、なにかとても美味しかった。

相変わらずの寝不足で、いささかぼーっとしつつ、別府駅のバスのりばに行くと、ちょうど鉄輪行のバスがいたので、これに乗車。9:25発の山の手経由のバスで、流川通りやビーコンプラザを経由して鉄輪に行く路線。途中、ケーブルカーで登っていく別府ラクテンチ(遊園地)の麓も通る。10:00前に鉄輪に到着。340円。

早速、「KASHIMA 2015」会場の富士屋Galleryに行くが、まだ閉まっている。11:00開場とのことなので、しばらく周辺を徘徊することにした。2009年の最初の混浴温泉世界では、鉄輪地区もいくつかの作品を展示し、周遊するパターンだったのだが、それを思い出すようにうろうろする。時間をもてあまし、足湯にも浸かった。蒸し湯もあったが、これがまあ熱いのなんのって。開場の11:00になったので、富士屋Galleryに向い、展示を観覧。


展示を観た後は、バスの時間まで、みゆき通りの坂をのぼって、地獄巡りの様子を見たりする。下の方は、あまり、外国人団体客はいなかったのだが、上の方、地獄巡りをしているのは、もっぱら、外国人(東アジア系)の、どういうわけか、若者のグループばかりで、ちょっとびっくり。オレ的には、この手のものはパスなので、時間潰しに、もっぱら、入口を眺めたり、冷たい缶コーヒーを買って、公園のベンチで休憩したりしていた。あまり、観光地に金を落とさない、いやな客である。

12:19の別府大学・観光港経由のバスに乗車。観光港で下車し、マイケル・リン作品を観覧。一日に乗船下船が1回ずつしかないこののりばの建物には、ほとんど人がいない。作品のある2Fに上がると、完全に無人だった。2009年のときは、この絵の前で、室伏鴻さんのダンスを観たのであった、などと感慨にふける。13:04発(少し遅れて08頃)別府行大分交通バスに乗車し、別府本町で下車。170円。ここから歩いて、末広温泉に向かう。作品の自由観覧(温泉の休憩時間)が14:00までなので、少し急ぐ。※温泉の営業中は、温泉に浸かりながら鑑賞できるのだが、オレだと、そこはそれ女湯の方は見られない。


末広温泉の浴場内の作品を観た後は、昼食をはさんで(北浜の焼き肉屋でランチを食らう)、BEPPU PROJECT 2015のその他の作品を見て回る。最後になったアルテラジオの作品は、MP3プレーヤーとヘッドフォンを装着し、あらかじめ録音された番組を聴きながら、町歩きをするという体験型の作品。散策する場所は、今回、ほとんど作品の設置されていない東別府、浜脇の方面だった。機材はpratform04 SELECT BEPPUで借り出す。ゴールは、前回来たことのある東別府駅近くの小高い丘の中腹にある崇福寺の境内。見晴らしがいい。
帰りは、見知らぬ小道を歩いてみた。機材を返却した後、スーパー(マルミヤストア別府駅店)で食料品を仕入れてからホテルにいったん戻る。ダンスツアーは20:00からなので、少し間が空く。温泉で汗を流すなどしてゆっくりする。
至る所に温泉あり。別府の醍醐味だよね。
ダンスツーアーは昨日のアートゲートクルーズに比べると、ぐっと人数も多く(70人ぐらいいたか)、ぱっと華やいだもので、思っていた以上に楽しかった。楠銀天街で解散になったので、今晩で別府も最後ということもあり、街中をぶらぶらしながら、ホテルにもどる。
今一度、温泉で汗を流すなど。こうして別府の夜は更けゆくのであった。