かけらを集める(仮)。

日記/旅行記+メモ帳+備忘録、みたいなものです。

京都

  • 最寄り7:00発のバスで、成田空港T3へ。T3のローソンでコーヒーと、ついドーナツを買ってしまう。コーヒーを飲んでから、荷物検査を終え、出発ロビーで、クンデラ『冗談』を読み継ぐ。ゲートは92。
  • 出発20分前に搭乗が始まり、ほぼ定時に離陸。11:05頃関空に着陸、11:15に飛行機を降りる。少しがんばって歩き、南海の難波まで+大阪市地下鉄の切符を購入(1000円)し、11:26発の南海の急行に乗る。難波で、御堂筋線に乗り継ぎ、淀屋橋で京阪特急にさらに乗り継ぐ。13:20頃、到着。時間がないので、途中のサンクスで、おにぎりとコロッケを買って、昼食とする。コロッケの残りをリュックに入れておいたら、リュックの中がコロッケ臭くなった。
  • 京博「琳派 京(みやこ)を彩る」[前期]を観覧。パスポート利用。平成知新館での開催。混雑はしていたが、すぐに会場に入ることができた。コインロッカーもすぐに確保できたが、いったんエレベーターの列を離れる必要があり、大混雑のときは何か手を考える方がいいかも。まずエレベーターで3Fに上がり、順に降りてくるという順路。仏像のところは、常設展のまま。仏像も一時撤去して、あの大空間も使うのだと思っていたので、いささか拍子抜け。展示は、基本的にグレーテストヒッツ集に新出資料/作品を織り交ぜるという、あたりさわりのないもので、作品の見せ方などもいまいち地味で、ありきたり。海外からの出品もプライスコレクションからの数点のみ(これはフリーア開催の宗達展のせいかも、だが)。ちょっと「秋の京都」に頼りすぎではないか笑。図録3000円も、デザインに惹かれるものなく、しかも、河野元昭の文章はあいからずおもしろみがないので(学術的には優れているのかもしれないが)、今回は買わない(後期にもう一度行くので変心するかもしれない)。
  • 旧正門から出て、地下鉄京都駅まで歩く。京都駅から烏丸御池を経て、太秦天神川まで。260円。
  • dddギャラリーで、「20世紀琳派 田中一光」、「山」「水」「ぼかし」といった、モチーフ別に田中一光作品の持つ「琳派」性をあぶり出していく展覧会で、これは素晴らしかった。監修者の一人、山下裕二の解説がところどころにあり、これが効いていた。ちなみに会場の展示デザインは、あの佐野研二郎
  • 地下鉄で、太秦天神川から烏丸御池を経て、四条へ。260円。
  • 京都芸術センターで、「パラレルワールド または私は如何にして正解を愛するようになったか」というカンカワユウジン(ギャラリー南)とピエール=ジャン・ジルー(ギャラリー北)の映像インスタレーションを観覧。
  • 四条烏丸から四条河原町まで歩き、ホテルにチェックイン。京都セントラルイン。8階の、端っこの四条通に面した部屋でWI-FIの電波が弱かったが、まあ、なんとか大丈夫だった。四条通りが夜っぴいて工事をしているということで、その騒音の影響で、ちょっと安い値段となっているプラン(4400円)だったが、ありがたいことに、騒音の影響はほとんどなかった。隣室の方の鼾の方が...笑。
  • ホテルから三条河原町まで歩いて、メディアショップにて、来年1月29日開催の檜垣智也個展のプレイベント「音楽のインターセクション」を聴講。今回はたまたま日程があったので、覗いてみた(個展は行く予定で、宿も確保している。って笑)。今回は第3回目で、新作に詩を提供する松井茂がゲスト。最初に1時間強、松井の、詩作やこれまでの音楽とのコラボについてのプレゼンテーションがあり、その後、企画者の川崎弘二司会で、檜垣智也とのトーク。松井茂のプレゼンはおもしろかった。お土産に資料類をもらった上に、檜垣個展の割引き券までついていた。オレはひょっとして川崎弘二氏のファンなのかもしれない。
  • 終了後、近くで、適当な食事を食らって、ホテルに戻る。