かけらを集める(仮)。

日記/旅行記+メモ帳+備忘録、みたいなものです。

京都

  • 8:00過ぎに起床。身支度をして、早々にチェックアウト。朝食はホテル近くの都そばできつねそば310円。四条烏丸まで歩き、地下鉄で北山へ。今日は,3回以上乗り降りするので、一日乗車券を利用(600円)。
  • 京都府立植物園。地下鉄一日乗車券の提示で団体料金の160円に割引き。もちろん、お目当ては、ヤノベケンジ×増田セバスチャン×郄橋匡太「PANTHEON 神々の饗宴」。温室前の鏡池に、ヤノベケンジと増田セバスチャンによる三体の巨大彫刻作品が展示。植物園には初めて来たのだが、なにか時間がゆっくりしていて、観光客もほとんどいないし、なかなかいい感じだった。正門から出て、少し北大路の方へ歩いてみようかな、とか結構、強烈なノスタルジーの襲われて困惑もしたのだが。
  • 続いて、すぐ近くの、京都府立総合資料館で、「東寺百合文書展」を観覧。予定はしていなかったのだが、ちょうど展示をやっているので、立ち寄ることにした。今年は、「文書がなくなるとき 火災・戦乱・盗難・・・」と題されての展示。小規模だが、わかりやすく、配布資料も充実。おもしろかった。資料館もノスタルジーの素ではあるが、まあ、なんとか・・・。
  • 地下鉄で、北山から、烏丸御池を経て、東山で下車、京都国立近代美術館へ。が、その前に、コンビニでコーヒーを買って、京都市美術館のベンチで一休み。保母さん保父さんに連れられた幼稚園児多数。
  • 京都国立近代美術館で「琳派イメージ」とコレクション展を観覧。琳派イメージ展も、どちらかというと地味な感じで、こぢんまりとまとめられていた。まあ、イメージの引用・借用といっても、内実の有無で作品の強度や、あるいは消費されやすさの程度が変わってくるな、と改めて。昨日に引き続き、田中一光のポスターがいい。そして、やはり加山又造が素晴らしい。コレクション展では、「キュレトリアル・スタディズ09:上野リチのテキスタイル・デザイン〜ウィーン工房から京都へ」が興味深かった。
  • 続いて、久しぶりに細見美術館へ。「MIHO MUSEUM所蔵 琳派のやきもの 乾山」展を観覧。細見美術館が毎秋開催している「琳派」シリーズの17回目。17回かあ(感慨)。展示はタイトルの通り、MIHO所蔵の乾山(関連)のやきものを展示。思った以上に数があり、楽しませてもらった。
  • まだ時間に余裕があるので、南禅寺方面を歩いてみることにした。特に拝観はしなかったが(まあ、拝観できるところは全部行ったことがあるし)、三門から法堂、さらには水道橋を観て、金地院前からトンネルを抜けて、地下鉄の蹴上駅までのんびりと。紅葉にはまだまだ早かったものの、境内は人が多かった。ただ金地院前の道はほとんど人通りがなく、ほっとした。非英語圏の白人観光客が意外に多かったかな。ちなみに、どの展覧会もほとんど外国人観光客はいなかった。
  • 地下鉄で、蹴上から市役所前で下車。三条あたりでまたしても適当なメシを食らい、四条河原町まで歩いて、ここで阪急に乗車。空港へ向かう。河原町→淡路→天下茶屋関西空港、と阪急、大阪市営地下鉄、南海を乗り継ぐ。17:00過ぎに到着。ここからバスでT2に向かう。無事にチェックイン。定時に飛んで、定時に到着。バスに乗り継ぎ、最寄りまで。22:00前には帰宅。ここから、大変な目に遭わされたのだが、まあ、それは書かない。
  • クンデラ『冗談』読み終わる。