かけらを集める(仮)。

日記/旅行記+メモ帳+備忘録、みたいなものです。

mu h、Kazuma Kubota、K/S/Z/S、Merzbow(桜台POOL)

01.mu h
02.Kazuma Kubota
03.K/S/Z/S
04.Merzbow
DJ:小倉健一 VJ:apoptosis
※「Hide Out」として

01.現代音楽風のミュージックコンクリートといった感じの作品を演奏。主にPCとエフェクト類?(後方で聴いていたので確認できなかった)。アクスマで、演奏したら、いい感じになるかな、と思わせるほど、細部がなかなか凝っていた。
02.とてもきれいなハーシュノイズを空間に充填させていた。ハーシュの合間の、美しい音の壁も美しい。ロマン主義ハーシュノイズの真骨頂?
03.前半は、サンプラー/エレクトロニクス/Voice、ギター、ベースの3人による演奏で、シューゲーザー・エレクトロニカといった印象。後半はドラムスと3人のパーカッションが加わり、トライバルな演奏に一転する。バンドの意図とは違うだろうが、ヌスラットを思い起こしながら、聴いていた(ちょっと、サンプラーの人が似ていたかも?)
04.いつもの、アナログノイズセット。ミキサー、大量のエフェクター、そして、フィルム缶+スプリングのノイズマシーンの組み合わせ。ゆったりと音を重ねて、音を空間に充填させた上で、エフェクター操作やノイズマシーンによって、色彩を添え、さらには音の肌理が流れていく速度を変えていく。最前で観たこともあり、ワウ、エクスプレッションペダル、ミキサーなどの機材操作と音の相関がだいぶ飲み込めた。
全体的に、音量控えめの聴かせるPAだったので、テクスチャーの微妙なところがよくわかったのだが、逆にある種暴力的な痛みをともなう音はほとんど聴かれなかった。