かけらを集める(仮)。

日記/旅行記+メモ帳+備忘録、みたいなものです。

Ftarri Fes 第1日(スーパーデラックス)

01.スティーヴン・コーンフォード(Stephen Cornford)[改造ディクタフォン, tt]+マティヤ・シェランダー(Matija Schellander)[cb]+大城真 [自作音具, etc]
02.スティルライフ(stilllife):津田貴司+笹島裕樹
03.パトリック・ファーマー(Patrick Farmer)作曲『Border』 演奏:ロードリ・デイヴィス(Rhodri Davies)[エレクトリック・ハープ, スパゲッティ]+村山政二朗[オブジェ, 口笛, pc?]+田中悠美子[太棹三味線, おせんべい, etc]+石川高[笙, etc]
(休憩)
04.NAKASANYE:ヨエル・グリップ [Joel Grip] (コントラバス) + アントナン・ジェルバル [Antonin Gerbal] (スネア) + Daichi Yoshikawa (フィードバック)
05.広瀬淳二 (SSI-6) + カイ・ファガシンスキー [Kai Fagaschinski] (クラリネット) + 高岡大祐 (チューバ)
06.ju sei [田中淳一郎 (ギター、エフェクト) / sei (ヴォーカル)] + ユタカワサキ (アナログ・シンセサイザー) + ミヒャエル・ティーケ [Michael Thieke] (クラリネット) + 大蔵雅彦 (リード)
(休憩)
09.ジョン・ブッチャー [John Butcher] (テナー・サックス、ソプラノ・サックス) + 鈴木昭男 (アナラポス、ほか)
08.Far East Network [FEN]:大友良英 (ギター) + リュウ・ハンキル [Ryu Hankil] (ラップトップ) + ヤン・ジュン [Yan Jun] (エレクトロニクス) + ユエン・チーワイ [Yuen Chee Wai] (エレクトロニクス、ギター)

01.物音系、それも盛大な物音系の演奏。コーンフォードは、多数の改造ディクタフォン(音声レコーダー、カセットレコーダー)で、さまざまなピー系の音を出し、会場を歩きまわり、会場各所に置いたり、あるいは、ターンテーブルの上に乗せて回したりする(3台乗せて、tt持って、会場内を歩いていた)。シェランダーはコントラバスを独楽のようにぐるぐるとまわしながら(自分もぐるぐるまわる)、コントラバスを弓引きする(演奏終了まで延々と続ける)。大城真は、テーブルの上で、天上からスプリングをのばしてつなげたむき出しの上向きのスピーカーを振動させ、スピーカーの上にアルミホイルなど順次いろいろなものを乗せて、音を出したり、(いつもの)筒状の音具(2種あり。しかも、大量!)を鳴らし、会場各所に置いて回ったり(空席だったオレの隣席にも置かれた)、あるいは、大量のクラッカーを鳴らして会場を歩きまわる(最初に便所の方でやらかしたときの不穏さ!)。にぎやかなオープニングにふさわしい演奏だった。
02.一転して、stilllife(静物)の二人はユニット名にふさわしい、静謐な音をそこに置くような演奏。