かけらを集める(仮)。

日記/旅行記+メモ帳+備忘録、みたいなものです。

「神仏・異類・人 奈良絵本・絵巻にみる怪異」、常設展(國學院大學博物館)

渋谷区郷土博物館・文学館のすぐ近くにあるのを見つけ、休日も18:00まで開館しているとのことで、覗いてみた。
大学の付属機関ということで、常設展示には、大学所縁の学者の業績紹介や、国学神道などの紹介もあったが、なんといっても、考古学関連の遺物類や民俗学関係の展示が充実していた(八代の妙見祭の紹介ビデオもあったので、観覧!)。中でも考古学については、東博の考古展示に勝らずとも劣らず、なのではないか。他に、折口信夫の書斎復元なども。
企画展の「神仏・異類・人」は、大学所蔵の奈良絵本・絵巻から、「怪異」をいろいろな切り口で見せるというもので、なかなかおもしろかった。
また、南西学院大学博物館と交換展示(ミニ企画展)を行っており、「(西南学院大学博物館資料)宗門人別改帳にみる近世社会」展を開催していた。また、西南学院大学博物館の図録類も配布しており、この間福岡市博物館に行った際に、見逃した「南蛮」展の図録などをありがくいただいてきた。