かけらを集める(仮)。

日記/旅行記+メモ帳+備忘録、みたいなものです。

名古屋

  • 『レコードは風景をだいなしにする ジョン・ケージと録音物たち』の日本語版(若尾裕+柳沢英輔訳、フィルムアート社刊)の刊行にあわせて日本ツアーをするDavid Grubbsを観るために名古屋へ行ってきた。東京公演(22日、23日)が被ってしまい、行けないので、ちょっと無理目であったが、強行することにした。また、この機会に、豊田市美術館山口啓介 カナリア」などの展覧会を回ってきた。
  • 今回は往復バス利用。行きは9:00発の新東名ライナー。この日は折からの降雪で、交通への影響が危ぶまれたのだが、幸いにも、若干バスが遅れた他は、大丈夫だった。少し早めに最寄りから東京駅まで出て、念のためにバスに閉じ込められた場合に備えてコンビニで食料などを仕入れ、バス乗り場へ。到着時にはすでに雨に変わっていて、路面が場所によってシャーベット状になっている他は特に問題はなさそう。(甲信越方面のバスのいくつかは雪のためにキャンセルになっていた。)バスは2階建てバスの3列シートで空席も若干あった。
  • 途中の休憩は足柄SAで20分、遠州森町PAで10分といつもの通り。足柄SAでは、駐車場が溶け出した雪でどろどろのじゃぶじゃぶになっていて、難渋させられた。下りはまあまあ順調だったが、窓外を観ると、上りはかなり渋滞している。25分ほど遅れて、14:25頃、JR名古屋駅に到着。やや曇気味で寒かったが、雨は降っていない。とりあえず、徒歩でホテルに向かう。途中で、適当なメシを適当に食らう。
  • 月曜日で美術館・博物館の多くが休館なので、ホテルにチェックインして、ライブに出かけるまで休憩とする。今回宿泊のホテルは、チヨダ・ホテル・ナゴヤで、朝食付きで2980円という激安プラン。ここにはこれまでにも何回か泊まったことがある。標準的なビジネスホテル。壁が薄く、夜中に隣室のテレビの音に1時間ほど悩まされたが、この他はまあまあよかったか。
  • 17:30頃、ホテルを出発。伏見通り→若宮通りというルートで鶴舞方面へ歩く。ハポンまでは30分ほどか。途中で、食事をとろうと思ったのだが、適当な店が見つからず、結局、コンビニでパンとか。少し早く到着したので、周辺を少しうろうろしてからハポンへ。
  • 中尾勘二トリオもDavid Grubbsもともにいい演奏だった。物販でDavidの本と中尾さんの「滑稽演奏会」(CD−R、1000円)を購入。Davidに珍しくサインなぞしてもらう。明日の京都精華大の講演も聴きたかったなと。
  • 帰りも再び歩く。同じルートだと飽きるので、若宮通りを矢場町で折れ、栄経由で。途中で、夕食に味噌カツなぞを食らう(690円)。味噌汁も八丁味噌。やっとちゃんとした食事。で、蒲焼町。ホテルに戻り、風呂入って、本を読みつつ、寝入るも、相変わらずの浅い眠りの繰り返し。


錦三丁目あたり。旧町名で現在は使われていない。名古屋城築城時に、労働者向けの煮売屋が多かったことから、この名前が付いたとのこと。