かけらを集める(仮)。

日記/旅行記+メモ帳+備忘録、みたいなものです。

中尾勘二トリオ、David Grubbs(K.D.ハポン)

01.中尾勘二トリオ:中尾勘二[cl, ss, as]、宇波拓[g]、古池寿浩[tb]
02.David Grubbs[vo, g, ラップスチールギター

01.中尾トリオは、不思議な、という言ってはちょっと違うかもしれないが、ちょっと不思議な(ジャズ)アンサンブルだった。音量は小さいが、それぞれが確固とした演奏をし、それが互いの距離感を残したまま、凛としてたたずまいで聞こえてくる。曲は、オリジナルとカバー。いい演奏だった。
02.テレキャスターに歪み系のエフェクタとヴォリューペダルなどを店のヤマハのアンプにつないでの演奏。ディレイや空間系のエフェクタはなし。淡々とした歌と美しいギターの音色がハポンの天井に向かって広っていき、いい感じの音響。だいたいソロアルバムの演奏なのだが、やはり目の前で聴くと、鮮やかさが際立つ。本編最後に演奏したラップスチールギターも、余韻のあるいい演奏だったな。
まあ、2組とも、気持ちのいい音楽を聴かせてくれた。