かけらを集める(仮)。

日記/旅行記+メモ帳+備忘録、みたいなものです。

神戸→大阪

  • 今回は、KYOTO EXPERIMENT 2016 springのプログラム、足立智美×contact Gonzoの「てすらんばしり」を観ることが第一の目的。併せて、神戸周辺のいくつかの展覧会を見て回ってきた。今年は富岡鉄斎の生誕180年ということで、関西(滋賀県も含めた)では、各地で大小の展覧会がいくつか開かれる(関東でもあるのかな?)。そのうちの、大規模展の兵庫県立美術館と、小規模ながら一度行ってみたいと思っていた辰馬考古資料館に出かけることにした。また、これも一度行ってみたかった白鶴美術館に、狩野元信《四季花鳥図屏風》が展示されるとのことで、こちらにも立ち寄った。
  • 日程が、春休み中の土・日ということもあり、関西全般(なによりも京都)で宿の確保が難しかったので、当初は27日日帰り新幹線、または、出かけない、つもりだったのだが、JR東海ツアーズのツアーで大阪泊+往復新幹線(往路はこだま、復路はこだまがとれず、のぞみになった。のぞみを選ぶと3000円程度の割まし料金になる。)が確保できたので、このツアーを利用した。日帰り往復新幹線より少しだけ安い。
  • 最寄り5:35発で東京駅まで出て、6:56発のこだまに乗車。新大阪着は11:00。車中では、持参のジョン・ヴァーリィの短編集を読む。新大阪で東海道線に乗り換えて大阪。最初の訪問地は辰馬考古資料館なので、ここからは阪神で、特急で西宮まで、ここで各停に乗り換えて香櫨園で下車。270円。駅からは歩いてすぐ。
  • 辰馬考古資料館 阪神間には、酒造元がコレクションした美術品などを展示するミュージアムが少なからずあるが、ここも白鷹の三代辰馬悦蔵が1976年に開設した博物館。小規模な展示室が2室。そのうち、1室がメインで、ウォールケースに掛け福を中心とした展示。もう1室では、鉄斎と辰馬家の交流を示す手紙などの資料と、鉄斎作品唯一の指定文化財で、辰馬考古資料館が所蔵している《阿倍仲麻呂明州望月図・円通大師呉門隠栖図屏風》の複製(ただし縮小)が展示してあった。《阿倍〜》は兵庫県立美術館の鉄斎展で現物が展示される(展示期間は、4月26日〜5月8日)。兵庫県美の鉄斎展は前期・後期とも行くのだが、この期間では、観られない。残念。

  • 辰馬考古資料館から、阪急夙川駅まで、夙川沿いの道(公園になっている)を歩く。10分ほどの道を20分かけてのんびりと歩いた。とてもいい天気。桜は、ほとんどはまだつぼみのままだったが、ところどころで咲き初めているものもあり、その下にシートを敷いて、楽しげにお昼を食べている人たちが何組もいた。この道、なんとなく記憶に残っていたのだが、それは西宮市大谷記念美術館に出かけたときに、同じく阪急夙川駅まで歩いたのだった、と思い出す。
  • 阪急夙川駅から御影駅まで。190円。御影駅では、香雪美術館に行く際にときどき利用するのだが、白鶴美術館の最寄りもここだったのか、と今更ながらに気づく。駅近くのコンビニでコーヒーとサンドイッチ。その後、白鶴美術館に向かい、坂を上がる。道の両側は、お屋敷ばかり。15分ほどか。
  • 白鶴美術館


本館

新館

  • 住吉川沿いの道を下り、JR住吉駅までだらだらと。20分弱。JR住吉駅からJR灘駅まで。160円。ここから兵庫県立美術館まで。10分ほど。途中、HATのスーパーでおにぎりを買って、美術館の大階段で食らいつつ、休憩。
  • 兵庫県立美術館
  • 観覧後、阪神岩屋駅まで歩き、阪神で梅田まで。300円。梅田から地下鉄谷町筋線に乗り換え、天満橋まで。180円。適当な夕食を食らい、コンビニで飲み物とおやつを買って、ホテルにチェックイン。
  • 今回宿泊したのは、ホテル京阪天満橋。ベッドはセミダブル、風呂は大きめ、Wi-Fiあり、ウォシュレットあり。まあまあ閑静で、特に問題なし。作り付けだが、スタンドがあったのはなかなか重宝だった。以前にも、何度か宿泊したことがあると思うが、あまり記憶に残っていない。チェックインの時、タブレットを使ってチェックインしたのが、ちょっと珍しかった。