かけらを集める(仮)。

日記/旅行記+メモ帳+備忘録、みたいなものです。

高松・坂出・沙弥島 瀬戸内国際芸術祭2016春、他

  • 8:00頃、起床。身支度をして、ホテルをチェックアウト。いい天気だ。JR高松駅に向かう。途中で、2杯目。今日は、昨日に比べると温かいので、ぶっかけ温の小を食らう。300円。


宿泊のホテル前からJR高松駅方面を望む。って、たいした景色ではないが、青空が美しい。

ねぎと天かすは入れ放題。

  • JR高松駅に着くと、ちょうど9:23発のマリンライナーが出るところだったので、とりあえず乗車。次の停車駅の坂出駅には9:37に到着。沙弥島会場へのバスが10:30発なので、まだ、大分時間がある。駅の改札を出たところに、芸術祭の案内所があり、スタッフの方から声をかけていただく。会場マップなどをもらうとともに、バスの乗り場などについて、親切に教えていただいた。案内所横に白板があり、ここにも有益な情報が多数あり(って、こういうのって、現場だけじゃなくて、それこそツしてくれるとありがたいのに)。

  • JR坂出駅ワーププラザ(構内にある)で、シャトルバスの一日乗車券を購入。600円。往復するだけだが、片道350円なので、100円安くなる。10:30のバスで沙弥島に向かう。20分ほどで到着。途中、徐々に大きく見えてくる瀬戸大橋の陸地部分の橋脚の巨大さに圧倒される。土木、恐るべし!凄い!!



まあ、写真ではその巨大さがあまり感じられないのだが...

  • 沙弥島は、文学方面では万葉集柿本人麻呂長歌を詠んでいる)や中河与一の小説(『愛恋無限』の舞台になった)にゆかりがあり、考古遺跡もあり、これらの歌碑・記念碑などをめぐるように遊歩道が整備されている。また、隣接して瀬戸大橋記念公園があり、園内には、瀬戸大橋記念館や瀬戸大橋タワー、香川県東山魁夷せとうち美術館といった施設がある。これらとともに、芸術祭の作品が設置されていて、併せて回遊、観覧できるようになっていた。だいたい2時間もあればひととおり観て回ることができる。実はこの会場の一番のお目当ては、谷口吉生/谷口建築設計研究所設計による香川県東山魁夷せとうち美術館を訪ねること。ずいぶん前から一度訪ねてみたかったのだが、ようやく果たすことができた(マリンライナーの車窓から、何度も見てはいたのだが)。京都府立堂本印象美術館所蔵作品による堂本印象展がちょうど開かれていた。これも観覧。入館料がパスポート提示で2割引きになった。133西ノ浜の家が売店?になっていて、ちょっと昼食には早かったが、ワカメうどん(300円)を食らった。意外と言っては失礼だが、おいしかった。



香川県東山魁夷せとうち美術館

ワカメは自分で入れる。入れ放題だった。

旧沙弥島小学校・中学校(135、6の会場)の校庭では、鯉のぼりが気持ちよさそうに泳いでいた。

  • ひとわたり見終わったので、12:30のバスでJR坂出駅にいったん戻ることにした。20分ほどで到着。
  • さて、どうしたものかと一思案。まだ時間もあるので、いっそ金比羅さんにでも行こうかなと思ったのだが、JR坂出駅内にフリーWi-Fiが通じていたので、ちょっと調べてみたところ、琴平から高松空港に出るバス便に適当な時間のものがないので、この案は見送ることに(琴電で琴平から綾川に出て、ここからバスに乗る、というルートがあり、こちらだとバッチリだったのだが...後に気づいたのであった)。ということで、前回も一度回ったのだが、坂出の町を一回りすること。
  • 線路沿いを少し歩いて、香風園、その隣の鎌田共済会郷土博物館を観覧。前回は郷土博物館で昭和40年会の展覧会を観たのだった。そして、ちょうど開いていたので、醤油画資料館も併せて訪問した。


醤油画による日本美術偽史にたいへん愉快になる。

街角に、申し訳なさそうに、白ポストが佇んでいた。

  • 15:31坂出発のリムジンバスで、高松空港へ向かう。50分ほどで到着。1000円。バスは空いていた。
  • 帰りの便は、Jetstar GK416で、ほぼ定時の運行。成田空港T3では、着いてすぐの、20:05のバスに乗れた。21:00過ぎには無事帰宅。