かけらを集める(仮)。

日記/旅行記+メモ帳+備忘録、みたいなものです。

吉増剛造×大友良英(東京国立近代美術館・1F・企画展ギャラリー内)

パフォーマンス出演:吉増剛造[声と行為]、大友良英[g, etc]
トーク出演:吉増剛造大友良英飴屋法水、保坂健二朗

13:30 開場。吉増剛造、すでに位置についている。詩が書かれた大判の巻紙が広げられている。同様に大友席の前にもやや小ぶりな巻紙が広げられている。その上や周囲にはいくつものインクや(白)墨汁の容器、あるいは筆の類が置かれている。傍らに『怪物君』他の書物もある。近美の小さな椅子に腰を下ろした吉増はヘッドホンをかけている。仕掛けはわからないが、今話している自分の声を聴くためのシステムだとか。口には糸で結ばれたサヌカイトの音具/風鈴を咥え、石の出す清澄な音が客席に小さく響く。そして手には、若林奮の金槌。
13:45 吉増剛造、おもむろに話し始める。話しているうちに、アイマスクをつけ、視界を遮断をしたり、そして、いつの間にか、観客に向けた話しかけは、パフォーマンスに移行。
14:00 大友良英、舞台に登場。高柳ギターにいつものエフェクター類とアンプ。鈴が数個置かれている。鈴は普通に叩かれるだけではなく、転がされたりもする。始めは、ギターは置かれたままで、マレットで弦を叩いて演奏。
14:40 パフォーマンス終了。吉増剛造、舞台に飴屋法水(と保坂健二朗)を呼び、引き続き、トーク。話は、怪物君の死についてが中心となる。
15:15 トーク終了。吉増の希望もあり、大友良英アンコール。飴屋の歌がいいとの声に、「教訓II」を歌い、終演。