かけらを集める(仮)。

日記/旅行記+メモ帳+備忘録、みたいなものです。

常陸大宮市・大子町


  • 茨城県北芸術祭2016」については、気になる作家が出品/参加しているので、どうしようかな、と逡巡していたわけだが、(オレの中で)飴屋法水のプロジェクトが絶対に行くべし!となったこともあり、とりあえず(あまり期待もせずに)他の展示も一渡り観てこようかな、ということに落ち着いた。そんなわけで、偵察がてら、まずは、公式ダイジェストツアー「じっくり山コース」に参加してきた。「山」は水郡線沿線で、土日祝に巡回バスが出るとはいえ、交通の便が悪く、電車&バスでは、一日で要領よく回るのが難しいと思われる。そんなわけで、「山」をチョイスした次第。
  • 公式ダイジェストツアーの料金は、5000円(パスポートを持っている人は4000円)で、これには、県北芸術祭のパスポート(2500円)と昼食(お弁当)、それに袋田の滝の料金(300円。パスポート提示で200円)が含まれている。利用者側からすれば、かなりお得。芸術祭関連で、他に宿泊代の割引き、なども行っている模様。
  • ただ、やっかいなのが、会場までの交通費。我が家からは茨城は、近いような遠いようなで、意外に費用がかさんでしまう。会期中、土休限定で、JR東日本のときわ路パス(2210円)という、指定区間乗り降り自由のきっぷが利用できるので、これを普通乗車券/SUICAと組み合わせて使うことにした。今日は、バスの発着する水戸駅までの往復だけだが、それでも往復で800円ぐらい安くなる。なおこの手の企画切符は発売場所が限定され、最寄りでは買えないことがあるので、要注意。
  • そんなわけで、まずはJRを乗り継いで、最寄りから取手駅まで。ここでいったん下車して、指定席券売機で、ときわ路パスを購入する。再び、常磐線に乗車。1時間強で、8:45水戸駅に到着。天気はいいようだ。青空が見える。出発が9:30なので多少時間がある。南口のサンクスでのど飴を買うなど。
  • 9:10頃、南口ビックカメラ前で、めがね女子の添乗員さんが受付を始めたので、声をかける。パスポートを受け取り、バスの乗車場所を教えられる。9:25頃、バスに乗車。バスは中型バス。妻有みたいに、満員とは行かないようだ。参加者は10名ほど。


  • 出発すると、添乗員挨拶に続き、録音で、やくしまるえつこによる旅のイントロと芸術祭のテーマ曲「わたしは人類」が流される。なお、コースはだんだんと北上していく感じで設定されている。
  • 車中で、パンフ、マップ類が配布されたのだが、分厚いガイドブックを持っていたとしても、「アクセスガイド【山】」と「アクセスガイド【海】」は必須だな。インフォメーション・センターなどで必ず入手すること。
  • 常陸大宮市】[石沢地区空き店舗]10:10〜10:25(15分)
  • 常陸大宮市】[旧美和中学校]11:00〜12:00(1時間)お弁当配布。万年屋というところのお弁当。お弁当は青空の下、野外で食べたいところだったが、作品を見て回ると、やはり時間ぎりぎりになってしまったので、バスの中でいただく。けっこう美味。



  • 常陸大宮市】[旧家和楽青少年の家]12:30〜13:00(30分)



  • 大子町】[旧上岡小学校]14:30〜15:00(30分)


  • 大子町】[袋田の滝]15:10〜16:10(1時間)展示作品は、袋田の滝にアクセスするトンネル内に設置された1作品のみだが、乗降車場所から滝まで15分ほど歩くので、少し長めに時間が設定されていた。袋田の滝は初めてだが、雄大で、特に第一展望台からは間近に見えるので、たいした迫力だった。
  • 常陸大宮市】[道の駅 常陸大宮 かわプラザ]16:40〜17:05(25分)一応、展示作品はあるが、ここはお土産購入&トイレ休憩を兼ねて、という感じ。裏手に久慈川が流れている。



  • 以上で、観覧のポイントはすべて終了。映像作品が少なかったこともあり、滞在時間が足りない、ということはなかった。
  • 旅程では、土休なので、渋滞などを考慮に入れて(ということのようで)、水戸駅まで1時間30分から2時間ほどの時間を見込んでいたが、ありがたいことにそれほど道も混んではいず、1時間ほど、18:00過ぎには水戸駅南口に到着(紅葉シーズンが始まると、こううまくは行かないのだろう)。最後に、CDで、やくしまるえつこのツアー終了の挨拶がながされるなど。
  • 「山」をダイジェストで観たかぎり、地域アートというよりも、観光アート/遊園地アートというレイヤー上に作品が置かれている感じ。
  • 電車まで時間があるので、夕食にカレーを食らい、18:40上野行きに乗車。21:00過ぎに無事に帰宅。常磐線内は、寝落ち、していた。
  • さて、次は、いよいよ飴屋さんのプロジェクトへ。