かけらを集める(仮)。

日記/旅行記+メモ帳+備忘録、みたいなものです。

伊吹島

  • 7:00頃、起床。身支度をして、チェックアウト。一度、丸亀に戻ってくるので、荷物をフロントに預ける。
  • 丸亀8:19発で観音寺まで。8:57着予定だが、数分遅れ、9:00発の観音寺港行きのシャトルバスには乗れないかなと思ったら、スタッフが乗り場まで誘導の上、全員が乗車してからの発車となった。1本後のバスでも船に間に合う予定だが、これは助かった。
  • お客は、お年寄りとおばちゃんばかり。ああ、かしましい笑
  • 第1回から今回まで瀬戸芸にはずっと来ているのだが、興味深いのは、どんどんお年寄りとおばちゃんの参加率が高くなること。平日は、お年寄りとおばちゃんが大半ではないだろうか。
  • 10分ほどで観音寺港に到着。往復の船の乗船券を買って、乗船の列を作る。乗るのは、ニューイブキ。定員が300名なので、まあ、乗れないことはない。伊吹島から入港し、乗客が下船すると、出港までまだ間があるが、すぐに乗船させてくれた。甲板のベンチに座って出航を待つ。秋だというのに、日差しが強い。すでに半袖姿に。今日も暑くなりそうだ。9:45出港。25分ほどで、伊吹島に到着。
  • ここもパンフをもとに、主に作品観覧のルートをまわる。

伊吹島】169小林耕平「ト・ラ・ン・ス・フォー・マー 島に成る」※島内に散在→168ウィルフレド・プリエト「限界/伊吹の静けさ打つ水の音」※島内に8カ所ほど。空き地を使ったインスタレーション。→[旧伊吹小学校]164石井大五「トイレの家」、165豊福亮+Chiba Art School《沈まぬ船》、166Contact Gonzo with yan 02《伊吹島ドリフト伝説》→167みかんぐみ明治大学学生「イリコ庵」→[伊吹島民俗資料館]169小林耕平「ト・ラ・ン・ス・フォー・マー 島に成る」→170アルフレド&イザベル・アキリザン《Here, There, Everywhere: Project Another Country-Dap-Pay-》

  • 小林耕平は、小林耕平+山形育弘の2人によるユニット(ウソ)。そもそも人が島に成る、とはどういうことか? 島内に20カ所ほど散在するインストラクションと変なオブジェを観て回り、この難題に挑む、というのがこの作品の骨格。伊吹島民俗資料館で、小林耕平+山形育弘(しゃっべっているのはほとんど山形。初めて観る人は山形が小林と思うに違いない笑)が、島民の方と、インストラクション+オブジェを観て回りつつ、島をめぐる対話をするというビデオが放映されている。インストラクションとオブジェは島民の方とのありがちではない対話の回路を作り出し、その回路を通じて、小林と山形は徐々に「伊吹島」怪人へと変身していくというストーリー(ウソ)
  • 伊吹島でよく目にするのが、島民の方がアップダウンの激しい細い道をバイク、カブ、スクーターで颯爽と走り抜けていく、という光景だ。これに目をつけたコンタクトゴンゾは、この感覚/グルーヴ感を共有するべく、ビデオゲームを作成した。コントローラーは、本当のカブで、体験者は旧教室に設置されたカブにまたがり、正面スクリーン上に再現された実際の島の道を模した細道を爆走することになる。もちろんオレも早速カブにまたがってみた。1回10分ほどの持ち時間だが、複雑に入り組んだ迷路のような細道を抜け出すのがやっとで、もうすぐ爆走できるという地点でリタイアとなったのは残念(というか、その前に何十回も激突死を遂げているのだが...)。 ちなみに、オレのキャラは、イリコのまたがったオヤジ笑だった。
  • ウィルフレド・プリエト作品もおもしろい。島の各所にある空き地に目をつけた作家は、人の住んだ跡が自然に速やか、かつ、圧倒的に占拠されていくさまを、そのせめぎ合いのひとときを狙って、インスタレーションとして組み上げた。島の各所に8カ所ほど作られた空間は、どこか人工的/アート的な美意識が充溢している空間でもあった。
  • ひとわたり見回って、港に戻ってくる。あまり時間もなくなってきたので、港近くの食堂めいたお店で、うどんをするる。かけうどん250円とあったが、揚げやら、わかめやら、いろいろ入っていた。いりこの濃厚な出汁がおいしい。それにしても、安上がりだよな笑 伊吹島13:30発のニューイブキに乗船。13:55頃、観音寺港に到着。ここで少しシャトルバスを待って、観音寺港14:10→14:20JR観音寺。JR観音寺14:38→15:16丸亀。ホテルで荷物をピックアップし、丸亀16:00発の高松空港行きのバスに乗車。一般道を走るバスで、坂出あたりまで頻繁に信号で止まるので、オンタイムで運行できるのかいな?と思っていたら、ほぼ予定どおりの17:15過ぎに高松空港に到着。早々に保安検査場を通過して、出発ロビーで一休み。
  • 帰りの飛行機はJetstar GK416便。まあ、少し遅れて、19:45着陸。T3には20:00頃。バスのチケット売り場で、次は20:05ですが、乗りますか? と尋ねられ、チャレンジすることに笑 走って暑い笑 21:00過ぎに最寄りに到着。まあまあ無事に帰宅したのであった。