かけらを集める(仮)。

日記/旅行記+メモ帳+備忘録、みたいなものです。

別府


歩道にこのパネルが...

  • 混浴温泉世界(昨年第3回で完結)の後継企画として今年から開催される「In Beppu」の第1弾、「目 In Beppu」を観覧すべく別府に行ってきた。
  • 当初は、福岡経由で伊万里に行く予定だったのだが、伊万里は特に展覧会など期間限定のものが目当てではなかったので、それはまたのこととして、目の作品を観るべく、予定を変更して別府に行くことにした。なので、今回の飛行機は、往復とも、大分空港ではなく、福岡空港を利用した。福岡空港→別府の移動はバスを利用し、帰りはJRで、中津と宗像大社辺津宮)に寄る予定を立てた。ただ、途中で、体調不良になり、神宝館がこの日ちょうど休館の宗像大社はこれまた別の機会とした。
  • 最寄り始発バスで成田空港T3へ。定時に到着。早々に保安検査場を通過して、161ゲート付近へ。静かなところを探して、一眠り。乗客はともかく、何台か設置してあるテレビの音がうるさいんだよね。
  • ほぼ予定どおりの、9:20頃、福岡空港に到着。福岡空港、平行誘導路の二重化工事に伴い、国内線ターミナルビルの再整備工事をしている。10月5日からは、国内線第1ターミナルが閉館して、T1を利用していたジェットスターは、ターミナルビルまでバスでの移動となっていた。このバスが、やむを得ないとはいえ、安全確認のための停車が多く、まだるっこしい。当然、以前より降機から到着ロビーに出るまでの時間を多く要する。到着ロビーに出た後、ターミナルをちょっと探検し、レストラン街のはなまるうどんで、きつねうどんを食らって、小腹を満たしておく。300円。
  • 別府までは国際線Tから出る高速バスを利用することにした。このバスは要予約で座席指定(ただ、閑散期だと、当日購入でも大丈夫のようだ)。ネットで予約し、チケットを購入。チケットはスマホで表示できる。3190円。飛行機の遅れを考慮して、11:12発と時間に余裕のある便を予約しておいた。別府までのバスは国際線T発着なので、国内線Tからシャトルバスで移動。まだ小一時間あるので、初めて国際線Tに足を踏み入れてみた。ひととおり探検して、コンビニでコーヒー買って、時間を潰すなど。


福岡空港国際線ターミナル

  • さて、天神BT→博多BTを経由してくるバスはかなり遅延するのはわかっていたのだが、案の定、このバスも20分以上遅れてやってきた。天神での渋滞(これは何度も経験している)が原因。結局、このバス、これが原因で、終点の別府北浜には30分ほど遅れての到着となった。まあ、致し方なしか。
  • バスから降りると、何かふらふらする。変な座り方をしていたので、バスに酔ったのか? しばらく公園のベンチで座って、休む。落ち着いたので、昼メシを食らいに目星を付けていた店に赴くが、なんと休み。う〜む、グルメにはほとほと縁遠い笑 国道10号線沿いに大砲ラーメンを見つけたので、ここでラーメンなどを。650円。以前、本店で食べたときにたいへん美味しかったので、入ってみたのだが、ここはそれほどでもなかった。う〜む。



ゆで卵、半分じゃなかった...

  • 11月はベップ・アート・マンスの期間で、いろいろな催し、プログラムが開催されている(今回観にきた「目 In Beppu」もそのプログラムの1つ)。このプログラムのうち、TLに流れてきたものがいくつかあり、そのうちの1つを観に行くことにした。「ヨシマツチグサ1人グループ展」。会場は、坂本長平商店という老舗のお味噌屋さんの店先。買い物をするわけではないので、ちょっと入りづらかったが、お店の方がフレンドリーで招き入れてくれた。1人グループ展というだけあって、作家は一人なのだが、手芸系(といっても、セロテープを編んで作った帽子とか)、へなちょこエレクトロニクス系とか、音楽CD(-R)とか、「み」「そ」の2文字だけで描いた絵画とか、ベップのナイスなポイントで撮影したセルフポートレートとか、いろいろ変な作品がそこかしこに展示されていて、たしかにグループ展。たいへんおもしろい。

  • ここで、今夜泊まるホテルに移動し、チェックイン。今回宿泊したのは、別府亀の井ホテル。別府のランドマーク的な温泉リゾートホテル。ここの15階のツイン(やや小さめ)をシングルユース。とても、眺めのよい部屋だった。設備などはWi-Fiをはじめ、ひととおりのものは揃っていた。なお、宿泊には九州ふっこう割を利用した。

  • 途中、別府駅に立ち寄り、明日の別府→東郷間の乗車券を購入する。2810円。ちなみに、東郷→博多が560円なので、合計3370円、別府→博多で乗車券を購入すると3670円で、300円違う。
  • これまで別府には何度も来ているのだが、駅の山側はあまり行ったことがない。最初の混浴温泉世界のイベントで、浄光寺(だったか?)というお寺の境内での音楽イベントがあり、それに行ったぐらい。市役所付近は、鉄輪に行く際にバスで通ったぐらいで、ほとんどはじめて。別府公園を抜けて、市役所まで歩く。駅から15分ぐらい。別府公園は広々としてなかなか気持ちのいい場所だった。
  • 目 In Beppu「奥行きの近く」 会場となった別府市役所の各所を回るツアー形式の展覧会。案内人の方が、昨年の混浴温泉世界で参加したアートゲートクルーズ(ツアー形式で別府市内各所の展示と別府の隠れ名所的ポイントを見て回る)の案内の青年と同じ方だった。奇遇? エントランスにあるコンセプトボードの前でガイダンスがあり、公共の場所なので、念のための誓約書にサインした後、ツアコンの青年に続いて、市役所内を歩いて回る。例によって、何を観、何を感じ、何を考えるかは、観客に任されている。オレの参加した16:00のツアーは、20人ほどの参加者がいて、満員だったようだ。最初にグランドフロア(B1F)に降りる。階段で市役所のスタッフと行き違うと、こんにちは、と挨拶された。もちろん、挨拶を返し、これも作品のうちか、と勘ぐる笑 GFは、さまざまな手続き窓口のあるフロアで、ここをぐるっと一周する。平日なので、当然窓口には市役所のスタッフもいるし、手続きに訪れた市民もいる。それほど混雑しているわけではないが、その中を一列になって進む。北側の受付窓口の奥に...作品を発見し、それを認識することで、周囲のイメージもがらっと違ったものに見えてくるあたりが、今回の作品のキモかもしれない。別府であった場所が、一瞬のうちにここはどこか別の惑星の「別府」であるような...続いて、2Fに上がる。ここは市長室や秘書広報課などのあるフロア。ここの第2応接室が次の目的地。念のため、人数確認をしてから、応接室に入る。....ここにしばらく滞在する。観客は思い思いに窓外の景色や室内を観覧して回る。その後、再び室外に出て、人数確認。最後に今一度グランドフロアに降り、もう1周したのち、エスカレーターでスタート地点のエントランスに戻る。最後に後説として、市役所を利用した意図などの説明があり、アンケートを書いて、ツアーは終了。40分ほどのツアーだった。


  • 解散後、市役所の周囲をちょっと見て回り、うろうろ(よたよた)と駅方面に向かう。駅近くにスーパーで飲み物などを仕入れて、ホテルに戻る。


  • で、早速3Fの大浴場で温泉に浸かる。浸かる。浸かる。
  • 続いて、夕食。2Fのレストランでバイキングの夕食。これがいまいちで残念。いまいちの割りに食べ過ぎてしまい、これも残念笑 部屋に戻り、ダウン。