かけらを集める(仮)。

日記/旅行記+メモ帳+備忘録、みたいなものです。

BARRACKOUT(江東区扇橋・旧松田邸)

参加作家:相沢僚一、秋山佑太、新井五差路、荒木美由、荒木佑介、安藤優、伊藤允彦、内田ユイ、えとぅ、鍬形螵斎、硬軟、今和次郎、じょいとも、鈴木一太郎、、鈴木薫、竹下昇平、竹下晋平、名もなき実昌、マーヨンショラー、マーマレードボーイ、マグ、山田はじめ、弓指寛治、im9、teamA、TYM344
企画運営:相沢僚一、秋山佑太、じょいとも、im9

戦後、満州から引き上げてきた人の仮住まいが起源の一軒家が最後にはゴミ屋敷となった(展覧会場を観た感じでは、あまりゴミ屋敷の印象はなかったが)その場所/空間固有の歴史というゲニウスロキを、一軒家の中にいくつものバラックを建て/区切り、作品/呪文を充満させることで、生々しく召還する展覧会。関東大震災東京大空襲、高度成長期、そして、現在といくたりものゲニウスロキが会場を徘徊していた。
ちなみに、鍬形螵斎は、とある文脈の中で、東京大空襲など、いくつかの歴史的出来事の起きた時点の東京のデータマップとともに《江戸一目図屏風》の複製(コピー)が張り出してあった。今和次郎関東大震災直後のバラックを撮った写真など。展覧会の切り口の一つが考現学だった。


「BARRACKOUT」展のすぐ近くの、宇迦八幡宮に初詣したのであった。