かけらを集める(仮)。

日記/旅行記+メモ帳+備忘録、みたいなものです。

京都→岡山

  • 今回のお目当ては、京博の特集陳列「若冲」と尾道市美の「神田日勝展」の2つの展覧会。18きっぷの最後の1片を使い、いささか強引だが両展をはしごすることにした。行きは、18きっぷを利用して、岡山まで行き、帰りは広島空港から飛行機で戻ってくるという行程になった。
  • 最寄り始発で、まずは京都を目指す。乗り継ぎは以下のごとし。東京5:46→8:05沼津8:08→10:16浜松10:20→10:54豊橋11:03特別快速→12:32大垣12:42→13:17米原13:20新快速→14:13京都。土曜日で、まもなく18きっぷの使用期限とあって、ふだんよりもやや混んでいたが、京都までは、乗り継ぎも問題なく、無事に座っていくことができた。車中では、本を読んだり、うつらうつらしたり、車窓を眺めてぼーっとしたり、といういつものパターン。まずは『僕の名はアラム』を読み終わる。
  • 京都駅から京博までは歩いた。塩小路を東に向かい、三十三間堂の南大門から北へ折れて、京博へ向かう。お腹がすいていたので、新福菜館第一旭にでも、と考えていたのだが、行列ができていたので、あきらめる。京博も土曜日で、いつもよりも人が多かった。


蓮華王院(三十三間堂)南大門を南側から。

法住寺。立て看板が可愛かったので。

  • 京都国立博物館 早速2Fに上がり、「とりづくし」、「若冲」という2つの特集陳列を観覧。続いて、1Fに降り、「泉涌寺」展他の展示を観る。3Fは時間切れで割愛。





  • 新春特集陳列「とりづくし」 狩野永良《白梅群鶏図》1幅[京博] 長山孔寅《群鶏図屏風》6曲1双[個人]
  • 京博では、今に続く若冲ブームの起点となった2000年開催の特別展「若冲」、2005年開催の特集陳列「若冲」と、(規模の大小はあるが)若冲の展覧会を開催してきた。いずれも狩野博幸キュレートでの開催だが、今回は平成知新館ができてから初めての「若冲」展で、担当も世代交代して、福士雄也が担当。京博所蔵/寄託の若冲代表作と、近時収蔵/寄託された作品をとりまぜと展覧会で、初公開の作品もあり、3室のみの特集陳列とはいえ、見応えのある展示だった。図録あり。650円。解説の見出しとか、ちょっと芸術新潮化しているところもあるが、なかなかいい感じ。
  • 1Fのロビーに、トラりんが出ていて、お客と写真をとっている。HPで見る限り、なんだよこれって感じだったが、う〜む、かわいい。ということで、写真を撮るなど。さすがに2ショットは決めなかったが、撮るとハグしてもらえたんだよな笑


  • 正門から出て、七条をとぼとぼ歩いて、京都駅に戻る。16:44発(10分ほど遅れていたので、55分頃発)の新快速に乗車。混んでいたが、大阪で座れた。前に座っていたばあちゃん2人組が、まあ、話すは話すは。西明石で降りるまで話し通しだった。まあ、暗黒世界の話はなく、まあ、楽しげな話ばかりだったので、いいのだが。姫路駅で降り、ここで、19:04発山陽本線岡山行きに乗り換える。姫路駅の構内で今川焼き様のものを売っており、大変心動くが笑、長い行列であきらめるなど。定時の20:34に岡山着。車中、『ジム・スマイリーの跳び蛙』読了。『八月の光 上』を読み始める。


七条大橋西詰めの松明殿稲荷神社。せっかくだからと、京都でも初詣。

  • 岡山駅の駅ビルで、適当な夕食を食らい、ホテルまで歩く。駅近くの繁華街、新年会か、若者がけっこう盛り上がっていた。さて、今回は、前回岡山に来たときと同じ、岡山スクエアホテルに泊まる。駅から少し遠いのが難だが、リーズナブルだし、静かでいい。21:00過ぎにチェックイン。風呂に入って、早々に寝る。



月刊イーノ。岡山市民がこれほどのイーノファンだったとは笑