かけらを集める(仮)。

日記/旅行記+メモ帳+備忘録、みたいなものです。

フェルナンド・カブサッキ、勝井祐二、須藤俊明、山本達久、石橋英子(新宿PIT INN)

01.フェルナンド・カブサッキ[g]+勝井祐二[vil]+須藤俊明[b]+山本達久[dr]
02.フェルナンド・カブサッキ石橋英子[p]
[休憩]
03.全員
enc.フェルナンド・カブサッキ勝井祐二+山本達久
※「Fernando Kabusacki JAPAN TOUR 2017」として。

フェルナンド・カブサッキの来日公演を観てきた。
はじめに、カブサッキ、勝井、須藤、山本の4人で、長めのセットと短いセットを演奏。40分弱。続いて、カブサッキと石橋のリリカルなデュオ。休憩を挟んで、全員で小一時間のセット。アンコールはカブと勝井のデュオに、ステージに山本が残っていたので、彼も加わっての演奏で終演。
カブサッキのライブは、これまでにも来日する度に何度も観てきたが、オレの観たり、聴いたりしたライブは、主に即興(的な演奏)が中心で、カブサッキは、どちらかというと、主役のくせに笑、前面に出てくるよりも、後方で背景となり、共演者を支えるような演奏が多かった。カブサッキの演奏、というよりも、組み合わせも含めて、全体の演奏、アンサンブル、テクスチャーを観る/聴く、という感じ。
今回ももちろん全体のアンサンブルはキモなのだが、ちょっと異なり、カブサッキが自作曲を演奏して(といっても短いキュートなフレーズ的なもの)、それに、周りが自由なアレンジで、自由に演奏に加わっていくという感じに見えた。そう、カブサッキ、ギター弾きまくりだったのよ笑(特に終盤は、勝井とともに、椅子から立ち上がっての演奏シーンも多かった。)さらに、天才リズム隊も、素晴らしく、中でも、須藤があんなに弾きまくっている、いろんなことをやっているのは初めて観た気がする。
このアンサンブルでアルバムを1枚作って欲しいナ。