かけらを集める(仮)。

日記/旅行記+メモ帳+備忘録、みたいなものです。

コレクション展(山梨県立美術館)

特別展も開催中だったが、時間の都合もあり、今回はコレクション展を観覧。なお、山梨県立文学館の常設展(特設展を含む)との共通券670円を利用(美術館コレクション展510円、文学館常設展320円)。
山梨県立美術館は2回目。初めて来たのは、たしか30年ぐらい前のことで、ミレーの《種をまく人》をなんとなく観た記憶があるのみ。甲府自体も、何度も通過したことはあるが、その30年前以来の、久しぶりの来訪。
今回は、甲府市レンタサイクルを借りて、美術館・文学館のある芸術の森公園まで行った。レンタサイクルは、電動アシスト付きで、1日500円。駅付近の数軒のホテルで借り出すことができる。甲府駅南口最寄りの東横INN甲府駅南口2で借りたのだが、フロントの人がたいへん親切で、気持ちよかった。
甲府駅前からは芸術の森公園までは20分ほどで行けた。この日は気温が30度超えだったようで、いささか暑くてまいった。
さて、山梨県立美術館のコレクション展は、ミレーとバルビゾン派の作品を展示するミレー室と、コレクションの中から小特集するテーマ室の2室あり、テーマ室では、今回は、「春の訪れ」「読書の造形」「深澤幸雄追悼コーナー」という3つの小特集が組まれていた。この他、2Fロビーでは、ミレーの紹介ビデオなども上映されていた。
30年前に来た時は、《種をまく人》の他に2、3点のミレー作品を観たと思うが、その後、コレクションを進めたのか、ミレー作品がだいぶ集まり、なかなか見応えのあるコレクションに成長していた。
芸術の森公園は、美術館と文学館を中心に、野外彫刻などを配置した公園で、芝生の丘など、家族連れが過ごしやすい場所も多く、日曜日ということもあり、なかなかの賑わいだった。

【趣味の股間若衆・探索】野外彫刻は、ロダンブールデルなど具象のみならず、抽象も含め、いろいろとあったのだが、ここ最近の趣味?である「股間若衆」探索の観点からは、1点、丘の上に、佐藤忠良カモシカと少年》(1991)があった。まあ、若衆というのには、ちょっと若いかも、だが。