日帰りで、名古屋方面へ。
- 豊田、名古屋と展覧会巡りをしてきた。日帰りである。往復は、JR東海ツアーズの「日帰り1day JHT岡崎」というツアーを利用した。東京都区内ー岡崎の往復乗車券と、東京-豊橋間のひかり・こだまの特急指定席券を組み合わせたもので、若干の特典クーポンのついたガイドマップが付属するというプラン。11800円。ただ、今回、岡崎は通過するのみで、ガイドマップについた特典が使えなかったのが、ちょっと残念。
- 少し早かったが、最寄り始発で、東京駅に向かう。行きは、東京駅6:26発のひかり501号で、豊橋には7:58に到着。ここで、8:05発の大垣行きの特快に乗り換える。8:29に岡崎駅に到着。愛環は8:48発に乗る予定だったが、1本早い8:32発に乗ることができた。30分ほどで新豊田に到着。
- 美術館開館の10:00まで、まだ間があるので、公園で一休みしたり、いつものロでコーヒーを飲んだりしつつ、ゆっくりと美術館に向かう。美術館前のベンチで一休み。まだそれほどでもないが、暑い一日になりそうだ。寝不足の身には少々きつい。展覧会の会期が今週末までということもあってか、東山魁夷展目当ての観客が9:30過ぎにはぼちぼちと集まり、チケット売り場に行列ができる。
公園の砂場に5つの山が…えっ、これって、ひょっとして何か魔術かみたいなもの…
豊田市美術館の前庭にて。見上げると、飛行機雲。
- 豊田市美術館 なんだかんだ言って、ここのところ、豊田市美術館には、企画展ごとに通っているので、ついに1年間有効のパスポートを購入(3000円)、今回は、それで入館した。せっかくだからと、まずはざっと東山魁夷展を観覧。今回の展覧会は、1Fの展示室8を使って、唐招提寺御影堂の障壁画をフォーカスとしたものだった。御影堂障壁画の他、下絵なども展示。実は、御影堂障壁画は、第2期が完成した際に唐招提寺まで出かけて観ている。たしか、大学1年生だった。ずいぶん前の話だ。それ以来、なんだかんだと縁あって、何度か、この障壁画を観ている。最近では、昨年の夏、九州国立博物館で観ている。ちなみに、九博展は東山魁夷の回顧展+御影堂障壁画という内容だった。
- 続いて、お目当ての「抽象の力」展を観覧。展示解説も含め、見応えのある、とてもおもしろい内容の展示だった。また、先に特設サイトで公開されていた岡崎のエッセイは観覧前に必読だったなと。(それほど読み込めていたわけではないが、)まあ、読んできて正解。ただし、展示とは、やや構成が違っていた。なお、瞬殺で売り切れた図録は、ほぼこのエッセイと同内容(他に展示データや展示風景の写真などを掲載。図書室で見ることができた)。