かけらを集める(仮)。

日記/旅行記+メモ帳+備忘録、みたいなものです。

東京藝術大学創立130周年記念特別展「藝「大」コレクション パンドラの箱が開いた!」[第1期](東京藝術大学大学美術館)

「名品編」「パンドラの箱」「美校の仏教彫刻コレクション」「平櫛田中コレクション」「卒業制作 作家の原点」「現代作家の若き日の自画像」「真似から学ぶ、比べて学ぶ」「石膏原型一挙開陳」「藝大コレクションの修復 近年の取り組み」「新収蔵品紹介」「藤田嗣治資料」「記録と制作」などのコーナー分け。

「藝大コレクションの修復」で、米原雲海の《善那木型》(明治30年[1897])が出ていた。なんでも、持物の「本」が欠けていたので、これを補ったとのこと。続いて、東博に行ったので、この木型のよるブロンズを観覧するなど。

東博の、米原雲海《ジェンナー(善那)像》(明治30年[1897])。

台座にある碑文もおもしろいので、貼っておく。

ヴィンチェンツォ・ラグーザのお玉さんこと、《日本婦人》の石膏型(明治14[1881])も出ていた。こちらはブロンズ(昭和33年[1958]鋳造)も並べてあった。

写真は、東博所蔵のもの。本館18室「近代の美術」に展示。

せっかくなので、ロダンの《青銅時代》(1877)も見てきた。同作は、上野だと、他に東京国立西洋美術館の松方コレクションにもある。