デヴィッド・グラブス＋宇波拓（吉祥寺キチム）

01.デヴィッド・グラブス ギターソロ　※30分ほど
02.デヴィッド・グラブス［g, vo］＋宇波拓［g, key］　※1時間ほど

最初に近作よりグラブスのギターソロを30分ほど。
休憩を挟んで、グラブスと宇波拓のデュオへ。今回のツアーのために準備した3曲（うち、1曲はヴォーカル曲）と短い4曲による組曲風、アンコールにもう1曲。
グラブスと宇波の出会いは90年代半ばとのこと。いっしょに演奏する機会は、その後、なかったようだが、親交は絶えず、今回のデュオにつながった。直接の契機は言わなかったけど。さて、宇波、今年にはいってから、武田泰淳、さらには、中島敦とマイブームだったらしく、グラブスに英訳のある中島敦を読むように薦めたとのこと。ということで、今回のデュオの楽曲には中島敦にインスパイアーされたものも含まれているとのこと。たとえば、ヴォーカル曲は「山月記」に、またインスト曲の1曲のタイトルは「悟浄出世」「悟浄歎異」に、という具合とのこと。
外でリハ、録音をしていたとのことなので、近々正式にアルバムとしてリリースされるだろう。まあ、楽しみに。