かけらを集める(仮)。

日記/旅行記+メモ帳+備忘録、みたいなものです。

札幌

  • 8:00頃、起床。少し喉が痛い。身支度をして、1Fのレストランに行き、バイキングの朝食。ありきたりだが、まあまあか。7:00代に団体で混雑するとあったので、時間を外したためか、割と空いていた。1度部屋にもどり、チェックアウト。
  • JR白石駅まで歩くことも考えたが(20分ほど)、バスで地下鉄白石駅まで出て、地下鉄で移動することとする。途中、コンビニに寄って、のど飴。北郷3条1バス停9:03発の白石駅行きバスに乗車。10分ほど。210円。地下鉄の1日乗車券(土曜日なので、ドニチカキップ520円)を購入。白石→大通→北12条と移動。20分弱(250円)。北大のキャンパスへ。13条の銀杏並木を歩く。観光客が意外に多い。そして、SIAFの、オレ的にいちばんの目玉である吉増剛造展へ。


青空が広がる…いくぶん、うらめしい…あきらめが悪いのである。

北13条門から北大のキャンパスへ。いちょう並木を歩く。

途中に黄色い消火栓があった。

大野池、蓮の花が咲いていた。

  • SIAF:吉増剛造「火ノ刺繍 「石狩シーツ」のその先へ」(企画:またしても、藪前知子)。長編詩「石狩シーツ」第1稿、第2稿をはじめ、そこから派生していったgozoCinéや写真作品を含む、さまざまな過去の作品群、新作の「怪物君」から変容した「火ノ刺繍」原稿/痕跡群、gozoCiné「Ciné=石狩の彼方へ」、「Ciné=石狩の彼方へ」中で製作された銅板彫刻《火ノ刺繍》、さらには札幌で吉増と協働して、さまざまな展覧会を開いたテンポラリースペース関連の資料などなど。もちろん、一番の目玉は、7月23日、石狩川河口で収録された40分にもおよぶ「石狩シーツ」朗読を収めた映像作品の上映。この映像作品がとにかく圧巻だった。詩的言語の(再)生成と昇天を一度に目撃するような希有な経験。鈴木余位の映像も素晴らしい。この映像を映す壁面の反対側の壁近くに、映像に対峙するように詩集『花火の家の入口で』が、1冊だけぽつんと置かれていたのも印象的だった。(長編詩「石狩シーツ」は、雑誌「ユリイカ」1994年12月号(青土社)に掲載された後、詩集『花火の家の入口で』(青土社・1995.12)の収録された。)


  • 吉増剛造展を観覧後、1Fの展示をざっと観覧。再訪を期し、退館。クラーク像などを経由して、正門から出て、JR札幌駅まで。札幌駅南口広場へ。


北大キャンパス・中央ローン。

  • 本郷新の野外彫刻:《牧歌》[1960](札幌駅南口広場)


「作品は、北海道の象徴として、ポプラの若木、トウモロコシ、スズランをもった3人の女性、子羊を抱いて立つ男性、角笛を吹く男性という、五基の等身大の像で構成されています。」(解説板より)




  • この後、札幌市資料館の裏庭カレーフェスに行こうかと思うが、少し早い。ゆるいイベントに違いないから、早く行っても、待たされるに違いないと勝手に思い込み(少し早く行って、展示を観ながら、待っていればよかった、とは後の思案)、思いつきで、札幌西高の彫刻プロムナードに行ってみることにする。地下鉄をさっぽろ→大通→北28丁目と乗り継ぐ。20分弱(250円)。北28丁目からは、歩いて20分ほどで、到着。円山はSIAFも含め1日かけて回るつもりだったが、西高はちょっと離れ、歩き疲れるに違いないと思い、先行して行ってみることにした次第。
  • 本郷新の野外彫刻:《鶏を抱く女》[1962](札幌西高)


《鶏を抱く女》[1962] ※ただし、スケールダウンしたもの。


札幌西高彫刻プロムナード。札幌二中・西高の創立100周年を記念して、2004年秋に作られた。ゆかりのある彫刻家、本郷新、佐藤忠良、山内壮夫、本田明二らの作品を配している。西高は、周囲を壁で囲むことなく、たいへんオープンな印象だった。


佐藤忠良蒼穹

山内壮夫《家族》

本田明二《けものを背負う男》

  • 西高からは、ルートを変えて、二十四軒駅まで歩いてみる。なんとか迷わずに20分ほどで到着。往復40分の道中、陽に灼かれ、いいかげん暑さのために疲労困憊(こんなんばかり苦笑)。偶然にも、途中で、レトロスペース坂会館があった。立ち寄らなかったけど。地下鉄で、二十四軒→西11丁目。10分(250円)。資料館には、13:30頃、到着。ちょっと遅くなった。早速、裏庭カレーフェスに行くが、なんと受付を中止(終了?)している。残念。カレー、食えない。え〜、へなへな。またしても、呆然自失。しばらく、座り込んで、某バンドのギタリストがつま弾く昭和歌謡などを聴くなど。…まあ、仕方がない。と、気を取り直し、館内の展示を観ることにする。


  • SIAF:札幌市資料館には、SIAFのいくつかのプロジェクトの拠点となっている他(「土砂」もその一つ。テニスコーツやMC MANGOの、ここでの活動自体が作品であり、展覧会であるという…!?)、展覧会「北海道の三至宝:アートはこれを超えられるか!」(企画:上遠野敏)、NMAライブ・ビデオアーカイブの視聴などが行われている。「北海道の三至宝:アートはこれをこえられるか!」展のうち、「地球の声を聞いた男・三松正夫の昭和新山火山画」、「北海道の木彫り隈 山里稔コレクションを中心に」を観ることができた(もう一つの「赤平住友の炭鉱遺産:坑内模式図」は期間限定の公開(8月6日〜8月17日)だった)。三松正夫の火山画は、最近では椹木野衣アウトサイダー・アート入門』で紹介されていたこともあり、一度観たかったのだが、一部とはいえ、ここで観ることができて、ラッキーだった。また、木彫りの熊も、その意外なルーツも含め、興味深かった。スイス由来なのね。
  • ということで、時間が中途半端に残ったのだが、ここは無理して回らずに、少し早いが、ぼちぼちと空港へ向かうことにする。再び西11丁目駅まで歩き、新さっぽろまで地下鉄で移動。25分(320円)。ここで、適当な食事をとり、新札幌から快速エアポート新千歳空港まで。40分、880円。到着してみると、荒天のため成田空港の滑走路が一時閉鎖になったため、搭乗予定の1本前のGK114便が欠航になったことを知る。いや〜、これで帰れなかったら、目もあてられない仕儀になるところだった。搭乗予定のGK116はほぼ時間通りの運行予定とのこと。保安検査場を通過して、202付近で一休み。飛行機は少し遅れたが、成田空港に到着後、19:50頃、降機。20:00頃、バスのカウンターに行ったら、20:05発のチケットが発券される。えっ、と驚くオレに「大丈夫。少し早く歩けば間に合います」とカウンターのおばちゃん。ということで、乗り場までダッシュ。まあ、無事に乗車できた。はあはあ。21:00過ぎには、無事帰宅することができた。疲れた笑