札幌
- 今週もまた札幌である。今回は、SIAF2017の一貫として開催されるAsian Meeting Festivalの第5日、札幌の1日目の観覧が一番のお目当て。2日目は、円山公園方面。SIAF関連だけではなく、本郷新記念札幌彫刻美術館を含め、本郷新彫刻をたっぷり楽しむ、というのがもう一つの大きなお目当てである。
- 最寄り始発のバスで成田空港T3へ。予定どうりに到着。行きは、春秋航空IJ201便を利用。5:30にチェックインを済ませ、保安検査場を通過。土曜日ということもあり、たいへん混んでいて、通過に時間がかかった。171ゲートなので、奧のベンチで一眠り。飛行機は、ほぼ定時どおりの運航。6:45頃、搭乗開始、7:30頃、離陸、8:45頃、新千歳空港着陸、9:00前に到着ロビー。小腹が減ったので、吉野家で朝定食を食らうなど。
- 今回は、真駒内まで、バスで直接行くことにした。新千歳空港→真駒内は、北都交通バスの運行で、1時間・1030円。バスは、9:20発で、空いていた。10分ほど遅れ、真駒内には、10:30頃、到着。駅の7で、おにぎり他、食べ物を買っておく。
- 最初の目的地は、アシリベツの滝。真駒内②乗り場から10:45発の真106・すずらん公園行きのバスに乗車。真駒内のバス乗り場は、霊園行きのシャトルバスで混んでいた。お彼岸なのね。バスは30分弱で、すずらん公園渓流口に到着。すずらん公園(正式には、国営すずらん丘陵公園)は広大な自然公園で、アシリベツの滝は、渓流ゾーンと呼ばれる区画にある(渓流ゾーンは無料だが、すずらん公園の他のゾーンは入園料が必要)。なお、渓流口バス停の一つ前が、アシリベツの滝というバス停になるが、ここからはアシリベツの滝に行くことはできない。たしかに、すぐ滝のすぐそばなのだが…
- 雨の方は降ったり止んだりで、はっきりしない天気だが、すでに公園内は初秋の雰囲気で、ところどころ、木々の葉が赤くなったり、黄色くなったりしている。水気を含んだ、空気感がこの景色にあっている。渓流口からアシリベツの滝までは、渓流沿いをゆっくり歩いて20分ほど。渓流沿いといっても、遊歩道が整備されていて、難はまったくない。
- 続いて、白帆の滝に向かう。他に、不老の滝があるとのことだが、現地に行ってみたら、案内板に現在立ち入り禁止になっていたので、パスすることに。途中まで、道を引き返し、折れて、山側に入る。10分ほどで、到着。
- お彼岸ということもあり、墓参の自家用車がひっきりなしに来ている。真駒内駅から墓参バスというシャトルバスも運行している。起伏のあるこのあたり一帯が霊園になっているようだが、墓地自体は、正門からはるか先にあり、見えない。正門外には四天王像が建立され、一帯を守っている。噂のモアイ像も正門の左手すぐのところにある。またお目当ての頭大仏の、右手の先の方にその頭が見える。奧のほうには、ストーンヘンジも見えている。ただ、雨が強くなっていて、雨宿りする場所もほとんどなく、これがいささか難儀。頭大仏を拝観し、ストーンヘンジ、モアイ像と観て回る。ちなみに、この頭大仏は滝野霊園の開園30周年記念事業として建立された、とのこと。設計は、安藤忠雄/安藤忠雄建築研究所で、2016年に竣工。(今回、芸術の森近辺について、調べていて、偶然、この安藤忠雄建築があることを知った。こんなん、造っていたのか! 全然知らなかった笑) 他にも、立ち入り禁止になっている奥の方に、大きな観音さまらしきものが林立していた!? 錯覚、でなければ、まだまだ何かありそうだったが… 恐るべし笑
門前に四天王像。
頭大仏殿。丘一面が、7月にはラベンダーの紫色に染まり、冬には真っ白な雪に覆われる、とのこと。
水盤。
正面アプローチ。
大仏殿の前に、水庭がある。
水庭の左右には、ホールがあり、左側には、大仏殿建築にかかわる映像や写真が展示してあり、右側にはショップがあった。
ストーンヘンジもある。中は立ち入り禁止で、中央に行けなかったのは少々心残り。
入口の左側にずらっと並ぶモアイ像。正確には、お地蔵さまだそうで、33体ある。33体ということで、それぞれ観音さまとペアになっている。
- SIFA:「NEW LIFE:リプレイのない展覧会」 再訪。今回は、芸術の森美術館の展示をざっとさらった後、前回、ゆっくり観られなかった野外美術館の展示を、もともとの野外美術館の野外彫刻、特に鈴木昭男の点音が設置された10作品を中心に、じっくりと観覧。ただ、雨が強く降ったり、止んだり、時に晴れ間が見えたりという、カメレオンのような天気に難渋するなど。たしか、前々回来た時(前回のSIAFの時)も同じような天気だったな、と思い出すなど。
- 16:00頃に切り上げて、アートホールへ移動。受付を済ませ、しばらく待機。定刻通りの16:30開場。
- SIAF:Asian Meeting Festival 2017
- 臨時バス(中央バス)が出るとのことだが、乗り場のアナウンスがなく、あれれと思っていたら、誰かがスタッフに聞いたらしく、芸術の森センターバス停から出るとのこと。移動して、バスに乗車。しばらくして、バスが発車し、ノンストップで、真駒内駅まで移動。290円。地下鉄に乗り換えて、真駒内→すすきの、と移動。290円。ゲリラ豪雨状態で、いささかうんざり。大分疲れてもきた。適当な夕食を適当に食らって、金市舘へ移動。方向さえ摑めば、このあたりの移動は難なくできるようになってきた。ただ地下鉄から地上に出てきたとき、特に夜に、方向があれれとなることがけっこうある。
- SIAF:梅田哲也・ライブパフォーマンス「わかりやすいこと」
- 終演後、ホテルまで歩き、チェックイン。今回宿泊したのは、ホテル新東。まあ、普通のビジネスホテル。今回は、先週と違って、Wi-Fiの電波、ばっちりで、よし。