かけらを集める(仮)。

日記/旅行記+メモ帳+備忘録、みたいなものです。

「追悼 深沢幸雄の歩み」、他(千葉県立美術館)

アート・コレクションプラス「追悼 深沢幸雄の歩み」(第1、2展示室)
アート・コレクション「季節の彩り」(第8展示室)
アート・コレクション「近代洋画の先駆者 浅井忠 5 バルビゾン派とともに」(第3展示室)
この他、ロビー、野外に展示の彫刻を観覧。



大須賀力《浅井忠像》(1978)。県美のシンボル。


藤野天光《銃後工場の護り》(1938)。初出は、第2回新文展で、特選を受賞。藤野天光(1903〜1974)は群馬県館林市出身の彫刻家。北村西望に師事し、後に長崎平和祈念像制作の筆頭助手を務めた。市川市にアトリエを構え、地域文化発展に努める。晩年は千葉県立美術館の建設促進に力を注いだ。死後、遺族により、多くの作品が館林市に寄贈された。館林市内にいくつか野外彫刻が設置されているが、特に展示施設はないようだ。館林市教育委員会から『藤野天光作品集』(2006年)が刊行されている。



藤野天光《ああ青春》(1978)。銘板の題字は、天光の師匠、北村西望によるもの。銅像こそないものの、ここにも西望が…笑 表面の塗装が剥げ、地金が出ているのか、赤むけで、ちょっと痛々しい。同じ像が館林市役所前にも設置されているようだ。