かけらを集める(仮)。

日記/旅行記+メモ帳+備忘録、みたいなものです。

「ディエゴ・リベラの時代 メキシコの夢とともに」、他(埼玉県立近代美術館)


ディエゴ・リベラの回顧展であるとともに、同時代のメキシコ絵画や日本人画家(北川民次藤田嗣治)との関連なども含めた展覧会。網羅的であり、目配りの効いた展覧会であった。リベラの壁画も、代表作を映像で見られるようになっていて(もう少し大きなスクリーンで観たかった、というのは置いておいて…)、これがとてもおもしろかった。北川民次の画風も、メキシコ絵画の流れの中で観ると、リアリティが増すように思う。藤田嗣治が30年代の世界ツアーで得たものの大きさも改めて理解できた。
ところで、埼玉県立近代美術館のある浦和北公園には、エミリオ・グレコ《水浴の女(大)No.7》(1968)や西野康造《風の中で》(1988)など、野外彫刻が多数設置されている。名前を挙げた《水浴の女》と《風の中で》の2作は、実は長崎市街にもあり、先日の長崎旅行の際に、見逃してしまった2作である笑

エミリオ・グレコ《水浴の女(大)No.7》(1968) 後姿ですが…

西野康造《風の中で》(1988)

これは、生口島の《風の中で》。昨年10月に行ったときに撮っていた。


イチョウが色づいていた。