かけらを集める(仮)。

日記/旅行記+メモ帳+備忘録、みたいなものです。

彫刻放浪:有栖川宮記念公園→サントリー美術館→檜町公園→表参道

六本木へ行くので、どうせ東京メトロの24時間きっぷを使うからと、1駅乗り越して、広尾で下車し、有栖川宮記念公園の彫刻を観てきた。有栖川宮記念公園には、野外彫刻は3点ある。《有栖川宮熾仁親王騎馬像》、《新聞少年の像》、そして、《笛ふき少年》だ。


有栖川宮熾仁親王騎馬像》、制作は大熊氏廣。当初、この像は1903年(明治36)11月三宅坂の陸軍参謀本部前に設置されたが、第二次世界大戦後に撤去、1962年(昭和37)現在地の有栖川宮記念公園に再設置された。騎馬像の名作に一つ。



《新聞少年の像》(1958.5設置)。新聞を配る少年保護育成の会の発注により、朝倉響子が制作。台座正面には「ぼくは少年新聞や 軽くしごけば新聞の インキがプンと匂います 大事にかかえて走るとき マラソン選手のようでしよう ぼくは元気な新聞や」とある。
>公益社団法人日本新聞販売教会 主要都市に「新聞を配る少年像」を建設




舟越保武《笛ふき少年》。図書館前の芝生地の中央に設置されている。看板にここは子供たちがお弁当を食べる場所云々の看板があった。もう少し暖かくなったら、ここでお弁当を食べてみたいな。なお、縦笛の笛吹き少年は何ヶ所かに設置されているが、横笛の笛吹き少年もいて、これは盛岡市にある1基のみとのこと。いつか観てみたい。

この後、六本木に戻り、今日から始まったサントリー美術館の展覧会を観覧した後、まだ明るいので、港区立檜町公園のエミリオ・グレコを観に行った。

エミリオ・グレコ《ネレイスー海の精ー》