かけらを集める(仮)。

日記/旅行記+メモ帳+備忘録、みたいなものです。

彫刻放浪:川口西公園→埼玉県立近代美術館/浦和北公園

  • 川口西公園/リリアパークが、ちょっとした彫刻公園であるとのことなので、北浦和埼玉県立近代美術館へ行くついでに立ち寄ってみた。公園で配布のパンフを見ると、「花と彫刻の川口西公園」とあり、植栽にさまざまな花木が含まれているようだが、2月ということもあり、花木の方はまだまだシーズンオフだった。もう一月もすると、大分様子も違うのだろうが。さて、野外彫刻。公園内には、14基+αの野外彫刻が設置されている。具象、抽象半々といった感じで、作品自体はなかなか見応えがあったように思う。ただ、あまり清掃などもされておらず、鳩の爆撃や心ない悪戯(だと思う。いくつかの彫刻に金属棒でひっかいたような…)跡があり、いささか悲しい。隣接の川口総合文化センターリリア内にも、いくつか彫刻が設置されていたが、今回は、あまり時間がなく、詳しく見て回れなかったので、機会を見つけて、改めて探ってみたい。

川口西公園の野外彫刻

  1. 長谷川善一《くろがね号のゆくえII》(1996/鋳鉄)
  2. 関井一夫《家族》(1996/銅板)
  3. 三井泉《AI 間》(1995/御影石
  4. 建畠覚造《WAVING FIGURE》(1992/ステンレス)
  5. 朝倉響子《ミッシェル》(1993/ブロンズ)
  6. オレグ・グドリャショフ《1994/冬の祭典》(鉄)
  7. 佐藤忠良《裸のリン》(1977/ブロンズ)
  8. 富田眞州《豊かな想い》(1992/ブロンズ)
  9. 市村緑郎《風の交差点》(1992/ブロンズ)
  10. 笹戸千津子《纏う女》(1994/ブロンズ)
  11. クリス・バジロウ《川》(1996/ブロンズ、他) ※「川口・アートステーション'96事業」で、川口市で滞在制作された作品で、作者より寄贈。
  12. 堀内健二《青春》(1992/御影石
  13. 舟越保武《渚》(1986/ブロンズ)
  14. 岸田克二《S-8-20・KAWAGUCHI》(1992/鋳鉄)

この他に、作者不詳の複数の子供像や老婆像がある。

  • 続いて、駅の東口にあるキュポラ広場へ。ここで、川口の地場産業である鋳物造りのうち、注湯作業を行う男の姿を象った《働く喜び》像とキュポラを象った記念碑「伝統のものづくり」を観覧。


《働く喜び》。変な角度からですが…

「伝統のものづくり」。

  • 京浜東北線で、川口→北浦和と移動。駅前のコンビニでおやつとコーヒーを買って、北浦和公園の噴水前で一休み。天気がよく、気持ちがいい。16:00になると、噴水ショー?が始まり、目を楽しませてくれる。ここの野外彫刻は何度も観覧しているが、その中のいくつかを改めて観てから、美術館の展覧会へ向かう。また、観覧後、閉館までほとんど時間がなかったが、B1Fのセンターホールにある彫刻を観覧。舟越保武《ダミヤン神父》(1975)など。


柳原義達《風の中の鴉》(1981/1982設置)

柳原義達《道標 鳩》(1974/1982設置)

フェルナンド・ボテロ《横たわる人物》(1984

  • ところで、埼玉県立近代美術館のチケットの半券で、ウニオン北浦和店で中古盤を買うと200円引きになる、ということなので、この後、立ち寄ってみる(って、別に割引きにならなくても立ち寄ったけどね苦笑)。ということで、第1室のレコードを1枚、格安で購入する。