かけらを集める(仮)。

日記/旅行記+メモ帳+備忘録、みたいなものです。

東京国立近代美術館工芸館と東京国立近代美術館の野外彫刻など

  • 東京国立近代美術館の「ゴードン・マッタ=クラーク展」を観に行くので、近くの工芸館と国立公文書館の展示を併せて観てきた。加えて、工芸館と近美の野外彫刻も探ってきた。両館とも何度も行っているが、野外彫刻を「意識的に」観て回るのは初めてのこと。
  • 東京国立近代美術館工芸館の野外彫刻 東京メトロ竹橋駅で下車。まずは東京国立近代美術館に立ち寄り、チケットカウンターで、「ゴードン・マッタ=クラーク展」のチケットを購入する。Web上の割引き券提示で、100円割引きの1100円。このチケットで、マッタ=クラーク展の他に、2〜4Fの展示が観られる他、工芸館の展覧会も観ることができる(ただし、所蔵作品展のときのみ。企画展のときは別料金が必要だったはず)。今日は金曜日で、近美は21:00まで開館しているので、先に17:00で閉まる工芸館を観に行くことにする。工芸館は何度も来ているとはいえ、久しぶりの訪問だ。まず、建物をぐるっと回って、野外彫刻4基を観覧し、続いて、展覧会を観覧。隣接する《北白川宮能久親王銅像》は帰りに立ち寄った。


工芸館前庭の、杉本繁《風の韻》(1988)



工芸館前庭の、速水史朗《からみあった柱》(1980)




工芸館前庭の、空充秋《遷移》(1982)




工芸館裏庭の、橋本真之《果樹園−果実の中の木もれ陽、木もれ陽の中の果実》(1978-88)





工芸館隣の、《北白川宮能久親王銅像》(1903[明治36].1.26建立)。制作は、新海竹太郎、鋳造は陸軍砲兵工廠。当初は北の丸の近衛歩兵第一・第二聯隊正門前に建立されたが、北の丸公園整備計画にしたがい、1963年現在地に移設された。また、1985年には有志により修復が行われた。

  • 東京国立近代美術館の野外彫刻 近美に向かう途中、隣の公文書館平家物語の展示をしていたので、これを観覧。近美の野外彫刻の一部を観て回る。その後、いったん竹橋駅/毎日新聞社のモールで、コーヒー休憩してから、再び近美に戻り、本日の主目的である近美のマッタ=クラーク展、さらにMOMATコレクションとギャラリー4で開催の企画展を観覧する。


前庭の、多田美波《Chiaroscuro》(1979)


前庭の、木村賢太郎《七つの祈り》(1969)


前庭の、マリノ・マリーニ《あるイメージの構想》(1969/70)



テラスの、イサム・ノグチ《門》(1969)。帰り際に撮影。



2Fバルコニー/エントランスの、アントニー・ゴームリー《反映/思索》(2001)。これは半分野外彫刻。




常設展(3Fエレベーターホール)の、柳原義達《犬の唄》(1961)。隣には舟越保武《原の城》(1971)が出ていた。

  • ひとわたり観覧が終わったのが、19:00過ぎ。最後に、テラスのイサム・ノグチの野外彫刻を写真に撮って、美術館を後にする。24時間券利用なので、すぐには帰らず、早稲田に出て、例のものを夕食に食らい、それから帰宅する。