かけらを集める(仮)。

日記/旅行記+メモ帳+備忘録、みたいなものです。

松戸市21世紀の森と広場と常盤平の野外彫刻

  • 松戸市立博物館で開催中の特別展「ガンダーラ 仏教文化の姿と形」展を観に行ってきた。併せて、いつもどおり、周辺の野外彫刻を観てきた。
  • 京成線の最寄り駅から、京成津田沼を経由して、八柱駅まで移動。JR利用西船橋経由で新八柱駅に出る、というルートもあったが、今回は京成を利用。駅前の裸婦像をチェックして、「21世紀の森と広場」まで歩く。中央入口から公園に入る予定だったが、これを見逃し、北口まで歩いてしまった。失敗。また、公園では、イベントが開催中で、けっこうな人出だった。その中を抜け、まず「21世紀の森と広場」の野外彫刻を見て回り、その後、松戸市立博物館に立ち寄った。展覧会を観た後に、公園の外、南側の道路沿いの小さな緑地に設置された2基の野外彫刻/モニュメントを観覧し、常盤平へ向かう。


八柱駅南口の、本田晶彦《新梢》(1980.6設置)。八柱駅周辺土地区画整理事業の工事完成記念として建立。

  • 21世紀の森と広場とその周辺


21世紀の森と広場・中央入口前の、四方謙一《Assimilated View》(2015)。「SiTE 2015」参加作品。「SiTE」は松戸市によるアートプロジェクトで若手彫刻家/アーティストの新作野外彫刻を21世紀の森と広場に展示し、関連して、イベントを開催するというもの。2014年と2015年に開催されている。そのうちの、2015年参加作品で、唯一の居残りの作品。四方謙一は1983年京都生まれのアーティスト。「SiTE」はこの2年で終わりみたいだが、引き続き、「松戸市アートピクニック」というプロジェクトを行っているようだ。


21世紀の森と広場・「光と風の広場」南側の、梅原正夫《森の仲間》(1993.3設置)。「21世紀の森と広場」開園記念モニュメント。


21世紀の森と広場・千駄堀池南側の、村上章一《鷺》


21世紀の森と広場・「光と風の広場」北側の、雨宮敬子《光風》(1990建立)。松戸市の平和モニュメント。


21世紀の森と広場・南側の、《森のささやき》(1997.4.20設置)。ライオンズクラブ国際協会333-C地区 第43回年次大会(森のホール21)開催記念として、松戸LC.、松戸中央LC.、松戸東LC.、松戸ユーカリLC.、松戸南LC.、松戸グリーンLC.が設置。作者は不詳(「Mitsuru」のサインあり)。追記(2019.1.5):神戸ポートアイランドにもいるらしい。作者は畑満か?


21世紀の森と広場・南側の、《松戸の梨》(1993.5設置)。「二十世紀梨の原産地」モニュメント。松戸市観光梨園組合連合会・松戸市梨研究会の30周年記念として設置。(《森のささやき》横)

  • 常盤平 博物館から常盤平駅まで歩き、駅前通りのけやき通りや団地内の公園に設置された野外彫刻/モニュメントをいくつか見て歩く。「子和清水」にも小林一茶の句碑とともに、野外彫刻があるようだが、歩き疲れて、今回はパスしてしまった。また次の機会にでも。


常盤平駅・けやき通り沿いの「子和清水のベンチ」のモニュメント(2010.11設置)。常盤平団地50周年記念として、UR都市再生機構松戸住宅管理センターと常盤平団地自治会が設置。像の周囲には、子和清水の伝説がレリーフが彫られている。作者は不詳(印記を模したサインあり)。


松戸市役所常盤平支所前の、《和》(1990.3.26設置)。常盤平団地30周年記念として、常盤平団地三十周年記念事業実行委員会と常盤平団地自治会が設置。作者は不詳(印記を模したサインあり)。


常盤平団地・E地区・夢佇(むちょ)公園(東集会所横)の、三坂制《夢佇》(1990)。この彫刻を設置した公園なので、夢佇公園と名付けたのだろうな。三坂制には《佇》という作品もあるようだ。

  • 夢佇公園から新京成五香駅まで歩き、新京成、京成と乗り継ぎ、最寄り駅まで。ずいぶん歩いたのであった。