かけらを集める(仮)。

日記/旅行記+メモ帳+備忘録、みたいなものです。

山口→宇部

  • 7:00過ぎに起床。表を見ると、どんよりと雲が垂れ込めている。雨こそ降っていないが、いつ降り出すかわからない。しばらくベッドでもそもそして、やっと起き上がる。身仕度をして、8:00前に朝食会場のレストランへ。ここは混雑を避けるために、朝食の時間を、7:00、7:30、8:00とお客に決めてもらっている。だいたいの時間だが。品数はまあまあ、味のほうもまあまあ。ここも納豆あり、味噌汁用のだが刻みねぎありで、オレ的には合格点。部屋に戻る際に、一度外に出てみたが、それほど寒くはなかったものの、残念ながら雨が降り出した。しかも、本降り。
  • 9:00前にチェックアウト。一応、ホテルに近い井上公園に行ってみる。井上馨銅像はなかなか行けていたが、写真は撮らない。今回はこの手の銅像はパスするつもり。雨の中、県庁まで歩くのはしんどいので、バス停に向かうと、例によって、県庁まで行くバスが2台も目の前を通り過ぎていく。まあ、この時間なら、そこそこの本数があるので、それほどは待たなくていいいのだが。ということで、湯田温泉通バス停で10分ほど待って、防長交通バスの県庁行きに乗車。乗客は、みんな、山口赤十字病院で降りてしまって、県庁まで行ったのはオレ一人だった。210円。
  • 山口県庁舎の澄川喜一作品 早速、山口県庁舎へ行き、キーチマンを観覧。前庭の《鷺舞の譜》と本館右手の《そりのあるかたち》は簡単に見つけることができたのだが、もう1基の《フェニックスの翼》がなかなか見つからない。雨の中をうろつきまわるのは少々難儀なので、受付で尋ねることにした。山口県庁舎のでかさに少々びっくりしていたのだが、まあ、ここはびびらんでおこう。受付に行くと、すぐに調べて、丁寧に教えていただいた。ただ、教えられた場所は外側からは入ることができず、本館棟の窓からしか観られなかったのは少々残念。ということで、キーチマンツアーのメインイベントはこれで終了。



澄川喜一《鷺舞の譜》(1984)。新山口県庁舎のシンボルとして制作。


澄川喜一《そりのあるかたち》(1984)。議会棟寄り(向かって右側)の本館棟1号と2号の間の庭園に設置。


澄川喜一《フェニックスの翼》(1984)。県警本部棟寄り(向かって左側)の本館棟1号と2号の間に設置。観覧は本館棟の窓越しのみで、近寄れなかった。

  • 山口県庁舎周辺の探索を終え、次の目的地の山口県立美術館に向かう。歩いてもたいした距離ではないが、雨が本降りでいささか鬱陶しい。10分ほどで、美術館に到着。途中、亀山公園の噴水塔に裸婦を見つけ、これを写真に撮る。


亀山公園噴水広場・噴水塔の、亀の背にのる姫さまの像。山口の昔話による。それにしてもなぜ裸婦像? 1989年7月竣工。作者は不詳。

  • 山口県立美術館 特別展「没後400年 雲谷等顔」、コレクション展。


>山口県立美術館・県美の森 >山口県立美術館周辺散策MAP(PDF)

山口県立美術館前の、田辺武《情景あるいはヘンデルの「水上の音楽」に捧げる》(1980)


山口県立美術館・中庭「県美の森」。以下、掲載の作品は県美の森に設置。


田辺武《情景あるいはヘンデルの「水上の音楽」に捧げる》(1980)


田中米吉《ドッキング No.40》(1977)


杉浦康益《陶による石の群》(1984


菅木志雄《間中》(1998)


川口政宏《作品 B-1》(1979)


ダン・グレアム《パヴィリオン》(1990)

  • 12:00頃、一通りの観覧を終えて、JR山口駅に向かうことにする。雨降りなので、美術館前からバスで行こうと思っていたのだが、雨もだいぶ小降りになっていたので、結局、歩くことにした。このあたり、わりと好きな場所で、すこしうろうろしたい気もするが、列車まであまり時間がないので、おとなしく駅に向かう。途中で、田辺武作品を1基見つけたので、これを観覧した。


田辺武《PALSE OF EARTH》(1991.4)。山口ライオンズクラブ30周年記念。地球環境保全モニュメント。駅前通りと一の坂川が交差するあたりに設置。

  • 今回の山口訪問は、時間の都合と雨天のため、幾つか所在がわかったのにもかかわらず、訪ねることのできなかった野外彫刻があるので、次回に備え、以下、メモを残しておく。