かけらを集める(仮)。

日記/旅行記+メモ帳+備忘録、みたいなものです。

名古屋

  • 7:30頃、起床。身仕度をして、1Fで朝食を食らう。なかなか充実。味の方はまあまあ。部屋に戻り、今日の計画を詰め、9:00前にチェックアウト。今日は、ホテル周辺から始めて、白川公園/名古屋市美術館若宮大通公園/矢場公園と探り、地下鉄で桜山まで移動して、名古屋市博物館で月僊展を観覧、その後、名城公園を再訪する、というのがだいたいの予定。月僊展の後に、思いついて千種公園に立ち寄った他は、だいたいこのとおりに動いた。
  • 伏見から白川公園まで 広小路周辺はヒルトン名古屋の西側の緑地?に設置の野外彫刻を観ただけだが、この他にも、広小路の歩道上に野外彫刻がいくつもあった。これらは次回のお楽しみ、ということで。


下園公園の、アリステード・マイヨール《ヴィナスの胸像》(1986.3設置)。池の中に立っている。胸像ということもあり、ちょっと奇妙な感じ。


ヒルトン名古屋・西側の、松尾光伸《風の舞 WIND DANCE》(1989)


ヒルトン名古屋・西側の、チャーナ・リッキー《家族 絆》(1992) ※広小路中央商店街「ギャラリー広小路」


ヒルトン名古屋・西側の、ファン・クルス・R《3元素 空・水・土》(1986) ※広小路中央商店街「ギャラリー広小路」


ヒルトン名古屋・西側の、フィリス・コシュランド《Deco Goddess デコ女神》(1991) ※広小路中央商店街「ギャラリー広小路」


ヒルトン名古屋・西側の、朱至耀《吉祥天女》(1989.3.1) ※広小路中央商店街「ギャラリー広小路」


コムシス名古屋ビル(栄2−10)前の、山本眞輔《宙へ》。銘板に「主催 日本コムシス株式会社」とある。設置元の意か?


名古屋市信用保証協会前の、山本眞輔《心の旅−新たなる道−》(2008.4設置)。名古屋市信用保証協会創立60周年記念、事務所ビル竣工記念。


アーク白川公園パークマンション前の、高木雅行《ambibalence》(2007.12) >造形作家 高木雅行(公式)


バリー・フラナガン《ボールをつかむ爪の上の野兎》(1989−90/1996.3設置)


西雅行《鉄・震・振》(1997-98/1998.3設置)


ホルスト・アンテス《名古屋のための5つの人体》(1997.3設置)


高藤鎮夫《花の精》(1964.4設置)。高藤鎮夫(1910-1988)は、名古屋市出身の彫刻家で、名古屋を拠点に、日展を中心に、日本彫塑会、MC彫塑家集団などで活動した。加藤顕清の弟子。名古屋には、ドルフィンズアリーナ前の《健》をはじめ、多くの野外彫刻がある。女性像/裸婦像が多いかな。


戸谷成雄《地下の木》(1999−2000/2000.3設置)


ホルヘ・マリン《メキシコの翼》(2010/2018.3設置)。姉妹都市40周年を記念して、メキシコ市が名古屋市に寄贈。


E.C.セバスティアンパルマス》(1993)


今井瑾郎《イメージ・ウォール「円・景」》(1986.5設置) >今井瑾郎(公式)


イリヤ・カバコフ《彼らはのぞきこんでいる》(1999/1999.3設置)


青木野枝《無題》(1993) >青木野枝(公式)


山口牧生《傾くかたち−四角柱》(1986-1988)


新宮晋《風のまつり》(1978)。もとは名古屋駅前にあったものが、美術館敷地内に移設された、とのこと。 >新宮晋(公式)


イサム・ノグチ《魂》(1982)


鈴木昭男《点音 in 白川公園名古屋市美術館パート》(2009) >鈴木昭男(公式)


アントニー・ゴームリー《接近V》(1989/1998)


アレクサンダー・コールダー《ファブニール・ドラゴン II》(1969)


マグダレーナ・アバカノヴィッチ《智者の頭》(1989-90)[左]と同《黒い立像》(1988)


野水信《跨ぐ放物線体》(1978)


野水信《二つの石を貫く円筒》(1978)


黒川紀章《EXPO'70 東芝IHI館 テトラユニット》(1970)


若宮大通・若宮南交差東側の、多田美波《時空 '88》(1988)


矢場公園の、富永直樹《愛の女神》(2004.11設置)。個人の寄贈。金色で、でかい… こういうのって、今や観音さまを建立するのと同じ感覚なのかな? 無宗教なので、こんな感じとか。


矢場公園の、鷲見香治《祝福されし二人》(1996)。名古屋キワニスクラブが創立30周年を記念して寄贈。男性像の左手のグーが、やったぜ感満載だよね笑


若宮大通公園・水の広場(矢場町交差点)の、新宮晋《波の機織り》(1988)。動いていなかった。


若宮大通公園・水の広場(矢場町交差点)の、新宮晋《雨に乾杯》(1988)。ときどき上方(高速道路が通っている)から、シャワーのように水が降り、しばらく動いている。

  • 名古屋市博物館 特別展「画僧 月僊」[前期]


  • 千種公園の山本正道 ちょっと思いついて、地下鉄で桜山駅から今池駅まで移動し、ここから歩いて千種公園にある山本正道作品を観に行こうかと。予習なしなので、設置場所については駅の地図がたよりだったが、少し離れているせいか、その地図に載っていない。さて、どうしたものか? まあ、少しお腹が空いたので、チェーン店のとんかつ屋に入って、ロースカツ定食などを食らって(740円/120g)、心を落ち着ける(オーバーだな)。ここは初めて入ったが、タブレットで注文し、会計もレジ機に自分でお金を投入するという…名古屋っぽい感じ笑(名古屋のチェーン店かはわからんが…) とんかつはとても美味だった。さて、野良電波を拾って地図を見たりするも、今ひとつ要領を得ない。だいたいあっちの方だ、という見当はついていたのだが、間違っていたら、ちょっと難儀だ。どうしよう?と思っていたら、道端に立っている通りの名を記した標識に地図が付いていた。おかげで、大まかながら、場所がわかった。今池から10分弱歩いて、無事に到着。お目当ての山本正道作品はユリ園の傍らですぐに見つけることができた。千種公園のあたりは、かつて名古屋陸軍造兵廠千種製造所のあったところで、第2次世界大戦中の名古屋空襲の際に何度も爆撃されている、とのこと。造兵廠のぼろぼろになったコンクリート壁が公園内の残されていた。


山本正道《切株と少女》(1988/1989.3設置)

  • 残り時間は、名城公園を再訪することにした。中でも、ドルフィンズアリーナ前の《伸》がお目当てだ。前回きたときは、バスケの試合があり、たいへんな人出で、ろくろく写真を撮ることもできなかった(前回の訪問の記事はここ)。ということで、地下鉄で、今池久屋大通→市役所前と移動する。まずドルフィンズアリーナを訪ね、続いて、東へ抜け、名古屋能楽堂前の加藤清正像と名城公園彫刻の庭を観覧。堀の東側をぐるっと回って、北園の彫刻を観覧した(最初の北園訪問の際の記事はここ)。いずれも再訪である。途中から、日も陰り始め、寒くなってきたので、つい早足になってしまう。

)。
野々村一男《伸》


高藤鎮夫《健》(1965.9)

  • 加藤清正像》と名城公園・彫刻の庭 revisited 彫刻の庭には下記掲載のものの他に、舟越保武《笛吹き少年》もあるが、逆光でひど過ぎる写真しか撮れなかったので、今回は写真はなし。


名古屋能楽堂前の、《加藤清正像》(1979.3設置)。名古屋市による。制作チームは、制作:高藤鎮夫、鋳造:川副鋳造所、施工:戸田建設株式会社。


彫刻の庭の、環境造形Q《水の広場》(1984.5設置)


彫刻の庭の、ジャコモ・マンズー《女の胸像》(1980/1985.3設置)


彫刻の庭の、エミール・アントワーヌ・ブールデル《摘み取り》(1895/1984.5設置)


石黒鏘二《浮遊》(1983.3設置)


増田正和《碑のトルソー》(1983.3設置)


セルジオ・カペリーニ《ダンスのステップ》(1988.9設置)


佐藤忠良《娘の像》(1983.3設置)


北村西望《青春》(1968.10設置)。オリジナルのタイトルは《健康美》で、1930年の作。像の裏側に「昭和五年九月」西望塑人」於西ヶ原研究室」とある。


野々村一男《青年像》。この像は、1958年10月、名古屋市によって名古屋駅前東口ロータリーに設置され、長年名古屋駅にシンボルとして親しまれたが、地下鉄工事のため、1984年に撤去され、1992年に現在地に移設された。


柳原義達《道標・鳩》(1983.3設置)


石田裕《ささやき》(1981.3設置)


《平和 愛》。(株)澤田造景による制作。


石田武至《晴天》(1980.3設置)


石田武至《舞》(1982.3設置)

  • だいぶ暮れてきたので、今回はここまでとして、名古屋駅に向かうことにする。名城公園久屋大通→名古屋と地下鉄で移動。17:30頃には到着。少し時間があるが、駅前で車中の食料を買って、改札を通り、待合室で本などを読みつつ、列車を待つことにする。帰りは、こだま676号、名古屋18:29→21:16東京の予定。JR東海ツアーズのぷらっとこだま利用で8300円。車中は、それほど混んではいなかった。だいたい予定どおりに東京駅に到着。いささか疲れたので、地下鉄経由ではなく、京葉線利用で帰宅した。22:30前には無事に帰宅。