かけらを集める(仮)。

日記/旅行記+メモ帳+備忘録、みたいなものです。

彫刻放浪:熊谷編(2) 熊谷駅の南側

  • 国際十王交通・森林公園西口発15:09発の熊谷駅南口行きのバスに乗車。30分ほどで、駅に到着。309円SUICA。戻りの方が時間を要したが、これは立正大学バス停でしばらく停車したため。さて、熊谷駅の南側にいくつか野外彫刻があるようなので、最後に、これらを探ることにした。熊谷の彫刻放浪は2回目で、最初の熊谷訪問では、星川シンボルロードと市役所を訪ねた。

→最初の彫刻放浪:熊谷編の記事は、ここ

  • 熊谷市立文化センター(図書館などの幾つかの施設が入った複合施設)→熊谷市民体育館→荒川公園と回った。いずれも隣り合っているので、それほど時間はかからなかった。それぞれに女性像が1基ずつ設置してあったが、作者などの情報については、下記の「熊谷デジタルミュージアム」を参照した。

>参考:熊谷デジタルミュージアム ホーム>美術館>彫刻室

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熊谷市立文化センター前の、千野茂《燿》(1978.10設置)。熊谷ロータリークラブが創立25周年を記念して建立。タイトルの「燿」は「きらめき」と読むらしい。千野茂の出身地の新潟県にある大厳寺高原にも同じ像が設置されているようだ。

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熊谷市民体育館前の、《清新》(1967.10設置)。作者は不詳。熊谷ロータリークラブが第22回国民体育大会(秋季大会が「清新国体」の名で、埼玉県内で開かれた)の開催を記念して建立。熊谷市民体育館はバスケットボールの会場だったようなので、バスケットボール女子かな。


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荒川公園の、里見明正《奉仕の理想で世界の平和を(花の女神像)》(1967.11設置)。熊谷ロータリークラブが創立15周年を記念して建立。作者の里見明正(1912-1974)は画家だが、彫刻の作もあるようだ。パワフルで個性的な女性像で、強く印象に残る。


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北口に出て、最後はこれで締めよう。北村西望《熊谷之次郎直実》(1974)。前回は早朝で真っ黒にしか撮れなかった。この直実像は、渡辺崋山《直実挙扇図》によったものとのことを知ったので、メモしておく。

  • ぼちぼち暮れてきた。ということで、今日の予定は終了。駅前で、適当な(温かい)夕食を適当に食らい、熊谷→東京→最寄り、と電車を乗り継いで、帰宅。高崎線内はみごとに爆睡していた。