かけらを集める(仮)。

日記/旅行記+メモ帳+備忘録、みたいなものです。

彫刻放浪:国立武蔵丘陵森林公園・彫刻の広場

  • JRで、行田駅から熊谷駅まで移動。朝の神保原付近で起きた列車故障のため、12:31発の電車が遅れ、先に来た12:47発の高崎行きに乗る。1駅5分ほどで熊谷駅に到着。南口でバス停を探るなどしていたら、時間がなくなり、結局、7でおにぎりなどを買って済ませることに。温かいものを食べたかったのに…
  • 熊谷駅南口より、13:20の国際十王交通バスの森林公園駅行きに乗車。20分強で、森林公園西口に到着。国際十王交通交通系IC可だった。309円。チケットを買って、森林公園に入る。450円。
  • お目当ての彫刻広場い行くには、中央口がもっとも近い入口なのだが、中央口に行くバス便がないので、次に近い西口から行くことにした。その西口から入ってみると、広い上にアップダウンもあり、道もサイクルロードなども入り交じり、なかなか土地勘がつかめない。いささか戸惑ってしまったのだが、入場の際に手に入れたマップを参照し、こちらの方かな、と見当をつけて歩いていると、詳しいマップなども多く掲示してあって、20分ほどで、無事に彫刻広場にたどり着くことができた。かえで園を抜けようとしたところ、左手にキーチマンが目について、ああ、あそこだとわかった次第。さすがキーチマン笑 以下、彫刻の掲載は彫刻広場のマップの番号順で。森林公園、それにしてもだだっ広かったな。

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彫刻広場の彫刻配置マップ


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奥山泰堂《道標》(1972.3設置)。作品とは関係ないけど、ここらでもイルミネーションをやっているみたいで、そこここに飾り付けられていたけど、どこかと違って、決して彫刻作品には線を結びつけたりはしていなかったのは、当たり前のこととはいえ、えらい!なと。


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圓鍔勝三《躍進》(1981.3設置)。もともとは沖縄県石垣島の開港記念に制作されたもの。先日訪ねた広島県尾道市御調の圓鍔記念公園にも設置されていた。


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淀井敏夫《海辺の母子・夏》(1980.3設置)。


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北村西望《浦島》(1978.2設置)。


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澤田政廣《キヅツケル古武人》(1978.11設置)。ブロンズだが、原型が木彫で、間近で観ると、彫りのさまがつぶさにわかる。これも他にも何ヶ所かに設置されている澤田政廣の代表作のひとつ。


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高橋剛《踊り子》(1979.10設置)


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富永直樹《挑戦》(1981.10設置)


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清水九兵衛《緋甲-II》(1983.9設置)。だいぶ色が落ちている。真田十勇士の赤備えの鎧甲になぞらえた命名だとか。

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おまけ。これはJR熊谷駅南口にて撮影。ちら見したときは、てっきり清水九兵衛作品だと…笑


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澄川喜一《そりのあるかたち'84》(1984.7設置)。ここでのお目当てはこれでした。

  • 冬枯れの時期で、花の時期などに比べて人は多くないのだろうが、それでも、犬を散歩させる人、ジョギングする人、小さな子どもを連れて散策する家族など、けっこう人がいた。大きな広葉樹が葉を落とし、裸になった枝振りを、青空を背に、大きくゆらゆらと揺らしている姿など、気持ちのいい景色で、西口と彫刻広場を往復しただけだが、ゆったりした気持ちになることができたのは、幸いだった。また来たいと思うが、再訪する機会はあるだろうか?