かけらを集める(仮)。

日記/旅行記+メモ帳+備忘録、みたいなものです。

駒ヶ根  彫刻放浪:上諏訪→岡谷→駒ヶ根→飯田→丸山公園[第1日]

承前

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  • JR岡谷15:46発の飯田線豊橋行きに乗車。窓外の景色を見たり、うとうとしていたのだが、なんだか電車に乗っているの、飽きた笑 この列車で、今日泊まる飯田まで行くつもりだったのだが、もうしばらく明るそうなので、明日行く予定にしていた駒ヶ根で途中下車することにした。16:51、駒ヶ根に到着。
  • 予習では、JR駒ヶ根駅前に、野外彫刻(中村喜平《あこがれ》)とモニュメントがあるようだったが、行ってみると、駅前は再整備工事の真っ最中で、野外彫刻もモニュメントも確認できなかった。うむ、残念。公共空間に設置してある野外彫刻を観る、というのがテーマなわけだけど、日本の公共空間って、いつもどこかしら普請中だよな。と文句の一つも言いたくなる。

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すずらん通りを少し歩くと、リスの水飲み場があった。

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広小路仲町交差点南西にある小公園の、中村喜平作の女性像。銘板が見当たらず、タイトルなどは不詳。小さめのブロンズ像。中村喜平(1913-1996)は長野県伊那市出身の彫刻家。駒ヶ根市に長く在住。独学で彫刻を学び、日展などで活動。

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駒ヶ根総合文化センター前の、中村喜平《慈愛》(1975/2001.1設置)。駒ヶ根市出身・東京都在住の個人の寄贈。


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駒ヶ根総合文化センター中庭の、瀬戸団治《いつくしみ》(1970.11設置)


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すずらん公園の女神像とすずらんのモニュメント。以下掲載の諸像はすずらん公園内に設置されているもの。


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北村西望《平和と文化の像》(1968/1989.7.1設置)。西望1968年作の《平和の女神》(立像)を、駒ヶ根市が平和と文化の象徴として設置。


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本郷新《嵐の中の母子像》(1990.8.6設置)。オリジナルのマケットか、あるいは、スケールダウンした小品。台座裏に「核兵器の全廃 ヒロシマナガサキを忘れるな 1990年8月6日」とある。個人の寄贈。


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本郷新《わだつみのこえ》(1990.7.1設置)。これもオリジナルのマケットか、あるいは、スケールダウンした小品。台座裏に「平和都市宣言をされた文化都市・駒ヶ根市に世界恒久平和を希い心をこめてこの像を贈る 1990年7月1日」とある。個人の寄贈。


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《友好 平和 飛躍》(2001.8.24設置)。タイトル板に「駒ヶ根市磐田市二本松市・ポカラ市 友好の証として 2001.8.24」とある。制作は中村喜平。


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名久井十九三《大地》。駒ヶ根ライオンズクラブによる。


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中村喜平《清楚》(1964)


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雷鳥のモニュメント。


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河野新《少年》(1989.7.1設置)。赤中31会の寄贈。

  • JR駒ヶ根17:52発の飯田線豊橋行きに乗車。ここからも長かった。暗くなって、窓外の景色が見えなくなると、ことさら長く感じる。うへっ。完全に乗り鉄失格だよな。19:13、飯田に到着。今日、泊まるホテルが少し駅から離れているので、歩き出す前に地図を確認。暗いと方向がすぐにわからなくなるので、交差点を確認しながら、慎重に進む。で、ちゃんと地元のスーパー見つけて、買い物してから、ホテルにチェックインしたのであった。よしよし。本日、泊まったのは、ホテルオオハシイイダというビジネスホテル(別館)。部屋は狭かったが、リニューアルしたばかりで、きれいではあった。設備など、大きな難はなかったけれど、枕元に照明のスイッチと電源がなかったのはちょっと残念。風呂に浸かり、早々に寝る。

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駒ヶ根からはこの電車に乗った。

つづく