井川町(2)日本国花苑(1) 彫刻放浪:井川町→秋田市[第1日]
- 日本国花苑の野外彫刻 日本国花苑は、井川町が、日本各地から蒐集した桜200種、2000本を2年がかりで植樹し、1972年4月にオープンした公園で、1989年には芝生広場、テニスコート、パターゴルフ場、花木園なども整備された。また、井川町は、まちづくりの一環として、2000〜2009年の10年間、桜の森彫刻コンクールを開催し、大賞、優秀賞、町民賞を受賞した40基の作品(+1作の合計41基)を公園内に設置している。コンクールは、模型を募集し、審査の後、決定した受賞作が本制作され、設置される、という流れだったようだ。
>参考:井川町 彫刻の小径(彫刻MAP)(PDF)※MAPと場所が変わっている作品がいくつかあった。
- ちょうど「日本国花苑さくらまつり」(2019年は4月20日〜5月6日)の時期だったが、時間が早いせいか、それほど人がいないうちで、彫刻もじっくりと観て回ることができた。ひとわたり観覧して、駅に戻る頃になると、チビッコ広場あたりには、親子連れがぼつぼつとやってきて、彫刻のまわりにシートを広げられていた。一番に来ておいてよかった笑 いずれにしても、いろいろな桜が今を盛りと咲いていて、きれいだったなと。
- 入口の広場の周辺
綿引道郎《桜の木の下で−友と詩う》(2001)。第2回桜の森彫刻コンクール・大賞。
松永勉《風景のハーモニー》(2004)。第5回桜の森彫刻コンクール・優秀賞。
吉村延雄《IRON WILL 9》(2005)。第6回桜の森彫刻コンクール・優秀賞
楠央《宙の華(そらのはな)》(2004)。第5回桜の森彫刻コンクール・優秀賞。
石谷孝二《杜の風》(2000)。第1回桜の森彫刻コンクール・優秀賞。
竹内三雄《Transfiguration "RING" -mebius-》(2001)。第2回桜の森彫刻コンクール・優秀賞。
藤島明範《瞑想の部屋(2005》。第6回桜の森彫刻コンクール・町民賞
笠原幸生《舞い降りた月》(2000)。第1回桜の森彫刻コンクール・町民賞。
林勝煌《桜並木の人々》(2006)。第7回桜の森彫刻コンクール・大賞。
- 芝生広場の周辺
井上麦《森−四つ葉のクローバー》(2009)。第10回桜の森彫刻コンクール・大賞。
山﨑哲郎《Metamorphosis−未来への扉−》(2007)。第8回桜の森彫刻コンクール・優秀賞。
村中保彦《雲の上の町》(2002)。第3回桜の森彫刻コンクール・優秀賞。
仲田守《家族》(2008)。第9回桜の森彫刻コンクール・優秀賞。
吉村寿夫《RELATION−有&無》(2003)。第4回桜の森彫刻コンクール・優秀賞。
富樫実《空にかける階段 XLI》(2008)。第9回桜の森彫刻コンクール・大賞。
鈴木法明《出会う(meet with)》(2009)。第10回桜の森彫刻コンクール・町民賞。
松本薫《Cycle-90°「風の予感」》(2003)。第4回桜の森彫刻コンクール・大賞。
- チビッコ広場とその周辺
高嶋文彦《窓辺の詩》(2001)。第2回桜の森彫刻コンクール・町民賞。
中岡慎太郎《FAMILY−桜》(2003)。第4回桜の森彫刻コンクール・町民賞。
佐藤正和重孝《Homoderuus mellyi〈メンガタクワガタ〉》(2008)。第9回桜の森彫刻コンクール・町民賞。
荻野弘一《桜の木の下で(電車ごっこ)》(2000)。第1回桜の森彫刻コンクール・大賞。
安藤泉《井川ゴリ山》(2003)。第4回桜の森彫刻コンクール・優秀賞。
相原健作《サイは投げられた》(2009)。第10回桜の森彫刻コンクール・優秀賞。
新谷一郎《やすらぎ》(2004)。第5回桜の森彫刻コンクール・町民賞。
伊藤憲太郎《SEED−命》(2002)。第3回桜の森彫刻コンクール・優秀賞。
坂井達省《時と方位》(2002)。第3回桜の森彫刻コンクール・町民賞。
濵野邦昭《緑の風に誘われて(瞑想)》(2005)。第6回桜の森彫刻コンクール・大賞。浜野邦昭。
丸山勝《縄文文様 “薫風“》(2000)。第1回桜の森彫刻コンクール・優秀賞。
明田一久《森の合唱隊》(2005)。第6回桜の森彫刻コンクール・優秀賞。
- 沼のほとり(西側)
速水史朗《なまはげ》(2009)
阿部靖子《球形の視線−水面の見える場所−》(2008)。第9回桜の森彫刻コンクール・優秀賞。